ビー玉日記
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2006年03月17日(金)  脳みそ燃焼活動

水曜日にSPIテストを受けた。
就職試験で使われる、国語と算数の基礎能力テストみたいなやつ。
それと英語のテスト。
大学在学中の就職活動以来だから、もう10年ぶりくらいのことで。
今更対策してもしょうがないのでぶっつけ本番したら、国語と英語はともかく、算数(とても数学と呼べるレベルではない問題、と思われる)は惨敗。
ゆっくり考えれば答えを出せるけど、
限られた時間の中では解答を導く力がない。
マークシートだったので、空欄のいくつかは残り五分の間に適当に塗っておいた。

国語の問題は意地悪で、知能テストじみている。
ある熟語の反対語や類似語を選ぶというもの、とか。
知能テスト以外は、長文読解。
長文を読んでその内容について解答を選ぶ、というもの。
出題者の意図があまりにも見え見えで嫌になる。
その上、答えは一つでなければいけないのに、どっちとも解釈可能な選択肢があったりする。
ひねくれ者の私は「この問題の出し方はいただけませんなあ」などと評価しながら答えていった。
学生の頃、いわゆる現代国語のテストが苦手だった。
答えは一つじゃないと思う。
人の見方はそれぞれで、どんな風にも解釈可能だ。
出題者が「こう答えるのが普通でしょ」と考えているのが癪で、かえって違うものを選びたくなる。
あんたは作者に直接話を聞いたのか、などと思ってみたりする。
だから現代国語はあんまり得意じゃなかった。
古典と漢文の方が試験問題としてはストレートで好きだった。
海外の国語のテストもやっぱりこういう形式なんだろうか。
久々に国語の問題を解きながら、多数意見至上主義的な押し付けがましさが嫌いだったな、と思い出した。
国語能力をはかるためにはこういう出題しかないという出題者の苦労もわからないわけじゃないけど。

そして今日は面接だった。

さて、何をしているかといえば、今の会社への就職活動。
30過ぎて腹をくくりました。
今更転職活動するだけの意欲もなく、たとえ意欲があってもこのご時世に特殊能力も資格もアピールポイントもない人間が職にありつくのは厳しい。
気になるのは転勤の可能性だけど(日本・海外どこでもありうる)、まあそんなことがあった時はそういう運命だと思って行くのもいいかと。
産休とか病気休養とかで長期間休んでも戻ってきて働いている人なんか見てると、そういうメリットもいいなあと思いだした。
別にそんな予定があるわけじゃないけども。

そんなわけで今日は役員さんと顔見知りの人事部長さんと面接を形だけ行った。
四月から正社員になれる予定。
考えてみたら、一番最初に就職した会社の在職期間三年半をとっくに上回ってこの会社にいるんだよなあ。
あの会社の三年半は異常に長かったけど、こっちはあっという間という気がする。
今や古株。ぐうう。
いわゆるお局さんの領域に片足つっこんでいる新入社員です。

このところ、月がとってもきれいです。


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