ビー玉日記
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2004年09月06日(月)  元気が一番

いつも元気な隣の部長さんが、このところ病気ですっかりおとなしくなっていた。
7月末くらいから急に「健康、健康」と言って煙草もすっぱりやめて食べすぎ飲みすぎに気を使っていたので、健康診断で何か言われたんだろうと思っていたけど、実は入院と手術の必要な大きな病気だった。
先日は、手術後に短期間の入院で職場復帰して食事も普通に食べられると聞いたから完治したものと思ったら、どうした拍子にか患部から出血して貧血で仕事中に真っ青になって再入院してしまったので、びっくりした。
体が大きくて声もでかい人なだけに、弱っているのを見るのは驚きだし、なんとなく淋しい空気になる。

今日は快気祝いのような感じで、会社帰りによく行くお店で食事。
受験生なのと今月は既に家計が厳しいので本当は参加せずに帰ろうと思ったのだが、結果的にお店の方にご馳走になってしまい、私としてはものすごく恩恵にあずかってしまった。
かれいのから揚げ、イカの刺身、うに、子持ち鮎の塩焼き、ひじきの煮物、ポテトサラダ、お味噌汁。
贅沢三昧だった。
おいしいものをおいしく食べられるって、幸せ。心からそう思う。


今年はみんななんだか病気付いている気がするけど、うちの部署の女の子もアレルギー系の内臓の持病を持っていて、この夏はずっと不調。
一見元気なのに実は結構重い病気って、難しい。
「やろうとする気持ちはあるのに体がついていかないのが悔しい」と彼女は言う。
自分の体験してない病気、周囲にそういう病気の人がいたことがない場合、そのつらさを理解してもらうのは難しい。
私も病気の時、具合悪くても人にわかるほど表向きの症状が出ないので、つらい思いをすることがある。
以前病気をした時、我が愚弟に病院に連れて行けと頼んでいるのにもたもたしていたことを後で文句をつけたら「もっと痛がればよかったのに」とかむちゃくちゃなことを言われた。
下手な芝居で本当に痛みは伝わるとでも言うのか。
必死で一芝居うつのを笑って済ましたら許さないぞ。

「自分にできたことが人にできないことはない」という考え方をする人もいるけど、人間は誰でも自分と同じと考えてはいけないよなあ、と思う。

今の状況だと体力的には私もきついけど、元気でいられるだけ幸せだと思ってもうひとふんばりしておこうか。


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