ビー玉日記
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2004年07月07日(水)  たなばた

笹の葉さーらさらー
軒端に揺れる

正月以外の年中行事にほとんど縁の無い人間がちゃんと七夕を気にしてる、っていうのが自分でもおかしい。
クリスマスよりどっちかというと七夕の方が気になるかな。
日本人だから。
やっぱロマンティックだしね。
(実際の伝説の内容はドロドロの昼ドラみたいな感じだけど、そういうことにしておく)
だからって笹を買うでもなく、短冊を書くでもなく、誰かに会いに行くでもなく、本当に何もないんだけども。


織姫みたいに年に1度の逢瀬を待ってる場合じゃないな。
と自分に突っ込みを入れつつ一心不乱に仕事をしていたら、お向かいの部署のAさんが会議から戻ってきて、にこにこ笑いながら、
「森崎さん、すごい人気ですよ。上の階ではマドンナと名付けられて、みんな飲めるのを楽しみにしてますよ」
とのたまう。

仕事上も人間関係上も特定の数名以外にまったくお付き合いの無い別フロアの部署の人に、一度私と飲んだことのある"特定の数名”の一人が飲みの席で私の話題を出したらしく(おそらくカラオケで歌った歌の話)、勝手な妄想が膨れ上がっている模様。
もうあのフロアには用があっても立ち入れない。
どんな美人だと思われてるんだか、恐ろしすぎる。
大体今時「マドンナ」って言い方自体、どうなんですか。

是非一度飲みに行きたいと言うから、機会があればいいですよ、とは答えたものの、メンバーは揃いも揃って40代の方々らしい。
踊りをやっている時点で父に「女と年寄りばかりのところにいる場合か」ともっともな苦言を呈されたのに、会社ではおじさんに囲まれて若者からは遠ざかる一方。
どんどん深みにはまっているような気がするけど、これも運命ですか。


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