ビー玉日記
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2003年04月24日(木)  色と音の感覚

色彩や音(人の声、楽器の音、ありとあらゆる音)の感覚が敏感な方だと思う。

たとえば、記憶。
誰かの着ていた洋服だとか、誰かの話した言葉とか、どこかで聞いた音楽とか。
そういうものを見たまま、聞いたままに脳裏に焼き付けることがある。
ビデオかレコーダーのような記憶。

歴史の授業なんかはそれを応用して授業を録音しておいて、もう一度聴いて、それをそのまま記憶していた。
楽器をやっていた頃は、楽譜よりも自分の音の記憶が頼りなので、CDを繰り返し聴いて頭の中でフルオーケストラで再現できるようにしていた。(だから初見ができない)
「ショーシャンクの空に」の主人公が服役生活が長くなって、「フィガロの結婚」(だったかな?)をレコードで聴いて「よし、これで頭の中に入れたぞ」みたいなことを言うシーンがあるんだけど、あれ、すごくよくわかる。
ウォークマンを持ち歩かない時は、頭の中で、好きな曲を何度もリピートしたりする。ちゃんと好きな歌手の声や楽器の音で。
何かの言葉を目にした時、そこから音や色で想像が広がったり。
誰もがそうなのかな。

色とか音とか、そういう感覚的なものの感じ方は、自分自身でも結構気に入っている。

そのせいなのか、私の見る夢は大抵フルカラーで、時々自作のBGMがついていることすらある。
あのBGMとか歌(笑)を書き取れたら、ひょっとしたら作曲家になれるんじゃないかと思ったこともあるけど、残念ながら楽譜を書くだけの知識やセンスが皆無なので無理だ。
色のついた夢はよくない、って聞いたことがあるけど、何がいけないんだろう?

そうやって考えると、私ってつくづく直感型で、ちっとも論理性がない。
いかにも文系だ。
そんなことはわかりきったことだけどね。


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