ビー玉日記
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2002年04月06日(土)  たった一滴の雫

 人間が出来て、何千万年になるか知らないが、その間に数えきれない人間が生れ、生き、死んで行った。私もその一人として生れ、今生きているのだが、例えていえば悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、その一滴は後にも前にもこの私だけで、何万年遡っても私はいず、何万年経っても再び生れては来ないのだ。しかもなおその私は依然として大河の水の一滴に過ぎない。それで差し支えないのだ。
(志賀直哉「ナイルの水の一滴」)

何万年遡っても私はいず、何万年経っても再び生れては来ないのだ。

ココロにそう刻み付ける。
最近あまりにも人の言葉や態度に振り回されてるから。
自分が信じることをそのまま信じていこうって思う。
幸いにして、いつも私の味方だと言ってくれる人がたくさんいる。

今日は死ぬほど笑ったら、全身のうろこがはがれるみたいにいろんなものが落ちた。
友人や師匠や親に感謝。
自分が見るべき方向がちょっとだけわかった。
身軽になって、チカラを抜いて、流れにまかせていっちゃおうという気になった。

このところ、「決して言うまい」と思ってたことを周りの人に言ってしまった。
でもそれを、みんなすんなり受けとめてくれて、「言ったらまずいかな」と悩んでた自分がばかみたいに気が抜けた。
たぶん「私の気持ちなんか誰も理解できるはずがない」って心のどこかで思ってたんだけど、そんなことなかったんだな。
「一人でため込んでないで言いなさい」と言われた時は涙が出そうになった。
私にはいつでも駆込める場所がある。

明日からなんかいいことありそうだな。
スキップしちゃうくらいイイ気分で。


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