うさぎ日記
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2012年09月08日(土) ショート廃人



ショート廃人、という言葉があるようです。

ショートに滞在すると、急速に身体の機能が衰えて、もちろん、御脳の機能も衰えて、廃人と言う表現がぴったりになってしまう、ということを指していうようです。
で、ショートから帰ってしばらくすると(早い人は翌日には)ショートへ出かける前の状態に回復する。

母を見ていると、そういうことも確かにあるな。と思います。

トイレ誘導やオムツの交換が大変なので、水分を与えない。とか。
自力歩行させると移動に時間がかかるので、移動はもっぱら車椅子、下手すると車椅子に座らせっぱなし。とか。
夜中のトイレ誘導は大変なので、睡眠剤で眠らせる。とか。
口腔ケアは殆どしない。とか。
いろんな話を聞ます。

母のショートの報告書に、
「椅子に座って、職員の見守りのもと、糸むしり(←母が熱中しているタオルほぐしのこと)をしていただきました。」
とか、
「夜、眠れず落ち着かれないようでしたので、スタッフルームに座っていただきました。」
とか、書かれてあるのは、
「うちは、そういうことしてませんよー。チャンとやってますよー。」
というアピールもあるのかもしれませんね。

とはいえ、ショートから帰ってくる母は、よだれを垂らし、眼付不穏、
スタッフにガシッと脇を固められたその姿は、どこか逮捕時の川俣軍司を彷彿させて、ただでさえ普通じゃないのに、もっと変なのだ。

見た眼の異常さは、翌朝には無くなりますが、
2倍に膨らんだ足のむくみは、4,5日は戻りません。
便秘もやはり4,5日続く。
ショート施設からは、毎回「いつお通じがありましたか?」の質問用紙が渡されるますが、毎回「今朝8時」と書くくらい、スムーズな排便がある母です。
施設の報告書には、排便の記録が書いてないので、いつから便秘してたのか?

母が元気なころ施設に入居した友人知人を見舞うたびに
「どんなになっても施設だけには行きたくない。」
と、言っていたのもわかるような気がしてきました、。


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