| 2005年10月15日(土) |
FC東京×サンフレッチェ広島 |
FC東京の試合やイベントに、1人でも参加する ようになったのはいつからだろう(笑)
試合前のコパFC東京は、まったりと球蹴りできて、 子どもたちとも遊べるから個人的には楽しいイベント。 サル自体を楽しみたいひとには物足りないかもだけど。 そんななかでも上手い子どもや、親子サッカーに 慣れた大人とか、新しい発見がいろいろある。
たまにはうるさいオヤジとか、加減の効かない中途半端 な若者がいたりするんだけどね。でも大多数はただ 球蹴りを楽しみたいひとばかり。初めて来たひとも その雰囲気に戸惑いながらも次第に馴染んでくる。
川崎でもこんなイベントやってくれないだろうかね。 鷺沼にサル場もできることだし。ここじゃ試合前は難しい かもしれないけど、近くには等々力アリーナっていう 素晴らしい施設があるわけだし。
でもなぁ、市営の施設は球団関係者でも借りるのとか 使用・運営が難しいって言ってたからなぁ。 等々力競技場のすぐ近くにある立派な芝生のグラウンドも、 フロンターレは使わせてもらっていないから。。。
で、まったりと球蹴りを楽しんだあと、ゆっくりと シャワーを浴びて着替えを済ませスタジアムへ。 今日はFC東京×広島戦。一般的には地味なカードだけど、 僕は楽しみにしていた組み合わせ。
だって両チームともにやろうとすることがはっきりして いるからね。できるかどうかは別として、戦術もしっかり しているし、守備も堅いからなかなか崩れたりしない。
まず試合開始直後は広島がペースを握る。 前のほうのちっこい2人(前田と寿人)がちょろちょろと 走り回るのをジャーンと茂庭がはたき落とす展開が続く。 東京の攻撃は、ジニーニョを中心とした広島のDF陣が しっかりとポイントを抑える。まあ、東京の決定力不足も あるんだが・・・・・・。こんな攻防で前半終了。 よく観れば面白いけど、ちょっと眠たい展開。
後半、ちっこい2人の動きを東京が捉えきれなくなる。 そうこうしているうちに前田が個人技でDFを置き去り にし、きれいにシュートを決め先制。ここから試合は 一気に動き出す。
ビハインドとなった東京は選手交代による活性化を図る。 消極的なプレーが多かった栗澤を下げ鈴木規郎を入れ、 宮沢を下げて金沢を投入し今野を真ん中に戻す。 これで思い切りがよくなり、中盤には安定感が増した。 そして前線にササを入れ、ターゲットを作って攻め方を より明確にする。見るみるうちにボールがよく回るように なった。最初からこうは行かんのかね?いつも思うけど。
ササに集まったボールを、周りからサポートして一気に シュートまで持って行く。その戦術がものの見事に当たり、 阿部吉朗の素晴らしい振り向きざまのボレーシュートが 決まり同点。
ここで一気に流れは東京にと思いきや、広島も前線に ガウボンを入れ、運動量が落ちてきた前線をカバー。 ここで前田も寿人も残したのが小野監督の好プレー。 中盤省略形にはなるものの、森崎和が質のいいフィードを 供給するものだから、チャンスはより多く生まれる。 そして寿人が2点目を決める。僕の前でよく点を取るな。
しかしその1分後、馬場憂太が折り返しをきっちり決めて 同点ゴール。ここで守りきれなくなったのが、広島が 順位を下げてきた要因なのだろうか。らしくないと感じた。 そりゃまあ年間通してあのサッカーは難しいだろうな。
てなことで、ドローで試合終了。お疲れさまでした。 後半は楽しませてもらいましたよ。
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