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■ ツバメの夫婦
昨日、会社の前の道路に、ツバメが死んでいました。 まだ、若そうな、羽のきれいなツバメです。 そうだ!と気がつきました、何日か前より 事務所の軒下に、せっせと巣を作っていた、ツバメの 夫婦がいました、あのツバメかもしれないと思ったのです。 いそいで行ってみると、巣の中にはツバメが一羽 卵を温めている様子。きょろきょろと外を見ています、 と堪らなくなったかのように、外に飛び出しました。 普通交代で卵を温めるものですが、いつまでたっても 連れ合いがやってこないので、業を煮やしたのでしょう。 その後も温めては、仕方なく巣を留守にして出かけて行きます。 残されたのは、お父さんか、お母さんか、どちらにしても かわいそうで心配、厳しい自然界で、一羽で育てることができるのだろうか・・・・と気をもみました。 今朝も、また一羽で温めては出かけて行きました。ああ、可愛そうに と思っていたら、昼ごろに出かけたきり、ついに帰らなくなってしまいました。 もう見切ったのですね、この育てられない子供より、新しい相手の 新しい子供を選ぶことにしたのでしょう。 人間の情感で可愛そうがっていた私も、な〜んだと拍子抜け、 厳しい自然の中で子孫を残すための、知恵でしょうね。 (私の勝手な解釈ですが・・)
2003年06月05日(木)
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