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■ 死者に捧げるジャズ/ジュリー・スミス
『死者に捧げるジャズ』/ジュリー・スミス (著), Julie Smith (原著), 長野 きよみ (翻訳) 単行本(ソフトカバー): 437 p ; サイズ(cm): 19 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016518 ; (1997/07) 内容(「BOOK」データベースより) ニューオーリンズ伝統のジャズ・フェスティヴァルを数日後に控えた四月のある夜、祭りのプロデューサーであるハム・ブロカートが自宅で刺殺体となって発見された。気さくな人柄で誰からも愛されていた彼をいったい誰が?それと時を同じくしてハムの異母妹メロディが忽然と姿を消した。彼女が兄を殺した犯人なのか?それとも殺人を目撃して犯人に拉致されたのか?メロディの行方を捜す女刑事スキップは、やがてブロカート一族にまつわる過去の痛ましい出来事を掘り返すことに。
ジュリー・スミスの『死者に捧げるジャズ』を読み終えたが、これはニューオーリンズを舞台にしたミステリ<スキップ・ラングドン>シリーズのひとつである。今となっては「古き良き」ニューオーリンズの様子が描かれた、貴重な小説となってしまったかもしれない。読みながら、何とも悲しかった。ここに描かれた場所や店などが、再び復活できることを祈る。
2005年09月04日(日)
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