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 ドラゴンランス(5)聖域の銀竜/マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン

内容(「MARC」データベースより)
かつてない壮大さと感動のファンタジーの第5弾。ドラゴン、騎士、エルフなどが争う壮大な「剣と魔法」の世界。ハラハラ、ドキドキの海外ファンタジー。1987〜88年刊「ドラゴンランス戦記」の改題。


主な登場人物&主な種族


<5巻のまとめ>

5巻では、じっと隠れていた善竜(銀竜系)たちが、悪竜たちと戦うために続々と登場する。また<暗黒の女王>が狙っている<緑宝石の男>ベレムが、タニスらに説得されて、<暗黒の女王>の地ネラーカに赴くことを了承する。女王がなぜ彼を必要としているのか不明だが、ベレムの胸に埋め込まれた緑色の宝石が、かつて<暗黒の女王>を呼び出したのである。そこに行けば、解決の糸口があるのではないかとの考えからだ。

キティアラの留守中に、仲間のもとに戻ったタニスは、嵐をついて船に乗るが、この仲間は、キャラモン、レイストリン、ティカ、ゴールドムーン、リヴァーウインドである。この船で、タニスらはベレムに出会い、かれを伴って、<暗黒の女王>のもとへと旅をするのだ。

しかし、途中でドラゴン(キティアラ)の襲撃を受けた船は、大渦巻きにのまれて沈没してしまう。だが、不思議なことにタニスらは、乾いた土地で目を覚ました。海底にあるシーエルフの土地である。

シーエルフの助けで、再び地上に戻ったタニスたちは、のちにローラナ、ギルサナス、タッスルホッフ、フリント、シルヴァナらと合流するが、その前に、ローラナたちは騎士たちの都カラマンで大いなる勝利をおさめており、ローラナは人々の英雄となっていた。だが、タニスが大怪我をして死に際にローラナに会いたがっているというキティアラの計略にだまされ、ドラゴン軍の捕虜にされてしまう。そこで、タニスらと再会するのだ。

そして、タニス、ベレム、ティカ、タッスルホッフ、フリント、キャラモンは、ローラナの救出へと向かう。

ここでは、竜の化身であるシルヴァナにより、ドラゴンの中にも善の竜がいることがわかり、それが非常に嬉しかった。だが、キティアラは相変わらずドラゴン軍にいる。それほど富と名誉が欲しいのだろうか。世界を支配する力が欲しいのだろうか。すでにタニスの心はキティアラから離れているようだが、まだキティアラの本心はわからない。

2004年11月25日(木)
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