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<Redwall> Redwall (#1), Mossflower (#2), Mattimeo (#3)/Brian Jacques
Redwall
/Brian Jacques
内容(「BOOK」データベースより)
モスフラワーの森近く、赤い壁に守られたレッドウォール修道院では、ネズミたちが、いにしえから伝わる、勇者マーティンの肖像が描かれたタペストリーを心のよりどころとしながら、祈りと癒しの者として平和に暮らしていた。だが「バラが遅れて咲いた夏」と名づけられた年のことだった。血なまぐさいうわさにまみれた凶悪なドブネズミ"鞭のクルーニー"がレッドウォールを襲撃してきたのだ。平和を旨とする修道士ネズミたちと森の生きものたちは、悪にひれふすわけにはいかないと、敢然と立ち向かう。だが悪を倒すためには、かつて修道院を禍から救ったというマーティンの、伝説の剣がどうしても必要だった。マーティンに強くあこがれる若い修道士ネズミのマサイアスは、勇者の剣を求めてさまざまななぞをときあかしていくうちに…イギリスで出版されると同時に若い読者の心をしっかりとつかみ、現在では十カ国以上で出版されている珠玉の冒険ファンタジー。
Mossflower (Redwall #2)
/Brian Jacques
内容(「BOOK」データベースより)
いにしえのモスフラワーの森はコター砦を根城とするヤマネコの"千目族"に支配されていた。極悪非道の女王ツアーミナ率いるコター砦軍と森の生きものたちが攻防をくり返す中、ネズミの勇者マーティンは、モスフラワーの正当な統治者、アナグマの闘士ボアを連れもどるという使命を帯びて、"炎龍の高嶺"への危険な旅に出た。"盗賊ネズミ"のガーンフ、モグラの"小えくぼ"、旅の途中で仲間になったトガリネズミの"丸太の船頭"らとともに、マーティンはようやく目的の地にたどりつく。だが、闘士ボアの運命は、モスフラワーとは別のところに定められていたのだった…果たしてマーティンたちは、コター砦の圧政をうち負かし、真の自由と平和を手にいれることができるのか、また、モスフラワーの動物たちの運命は…?前作『勇者の剣』の主人公マサイアスが手にした剣。その真の持ち主、伝説の英雄「勇者マーティン」の物語がいよいよ明らかに!レッドウォール修道院の来歴、謎解き、冒険、そして友情。英米でロングセラーを続けるファンタジー、ますます面白い、シリーズ第二弾。
Mattimeo (Redwall #3)
/Brian Jacques (著)
出版社/著者からの内容紹介
ある夏、ネズミの戦士マサイアスの息子マッティメオをはじめとする、レッドウォールの子どもたちがさらわれた! 敵はキツネ率いる奴隷狩りの一味。子どもをさらっては、地下の帝国の首領に引き渡しているのだ。はたして子どもたちは無事に救出されるのか!? 謎の古代文字の解読、不思議な地図…新たな魅力的な仲間も登場する、待望の第三弾!
この<レッドウォール伝説>は3作だけでなく、これからも続くのだが、ここまで読めば、もういいかなという感じ。3作とも基本は同じで、1作目はマサイアス、2作目は過去に戻ってマーティン、3作目はマサイアスの息子マッティメオというヒーローを中心に、善の側の動物と、悪の側の動物との戦いを描いたもの。というわけで、感想は3作まとめて。
物語の設定に、多くの疑問を感じ、主人公がネズミである必然性も感じられないのだが、悪い動物がどんなことを企み、それにどうやって立ち向かっていくのかというところで、それなりに楽しめる物語でもある。 毎回、謎解きなどもあって、子ども心には十分わくわくさせられるのではないか。
ただ、ここに登場するあまりに多くの動物があっさり死んでしまう(殺されるといったほうがいいかも)ので、このあたりはどうなんだろう?という気持ちもないではない。そういった部分に少々残虐さを感じる。
2004年06月24日(木)
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