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■ レベッカのお買いもの日記(2)NYでハッスル篇/ソフィー・キンセラ
内容(「BOOK」データベースより) いまやTVで売れっ子の金融コメンテーターとなったレベッカ。かつての「お買いもの」でつくった請求書の山もキレイに払い終わって、若手実業家ルークとも熱愛中―となにもかも順風満帆!のはずだったけど…。そんな時、NYに進出するルークに誘われて下見に同行、浮かれてお買いものしまくるレベッカだったが、どこから漏れたのか、悲惨な借金地獄を『デイリー・ワールド』紙に暴露されてしまう。仕事はすべてパアになり、ルークとの仲も最悪に。ついに職なし、お金なし、恋人なしに逆戻り…さあ、どうするレベッカ!?ロンドン発NY経由のベストセラー小説、絶好調の第二弾。
さらっと一気に読んでしまった。レベッカちゃん、今回も、ちょっと馬鹿じゃないの?ってくらいに派手に買いまくってる。「とらぬ狸の皮算用」ってやつで、あの仕事が入ったら、ああなって、こうなって・・・だから、あれもこれも買わなきゃと、自分の都合のいいように買い物を正当化してしまうノーテンキなレベッカちゃんは、他人事とは思えない性格なんだけど、それにしても、もういい加減にしたら?と言いたくもなる。
後半の窮地は、自業自得とも言えるんだけど、自力で立ち直り、結末は予想通り。でも、このどうしようもない買い物中毒の女に、どうしてあんな素敵なお金持ちの青年実業家の彼がいるのかと、まったくうらやましい限り。にも関わらず、今回もレベッカちゃんは、借金しまくり!だめだこりゃ!って感じ。
ていうか、彼に買ってもらえばいいのに(お金持ちなんだから)と思うのは、筋違い?何事も前向きな姿勢がかわいいと言えば、かわいいんだけど、なんだか行く末を心配しちゃうよね。個人的には、1作目のほうが面白かったかな。
2004年05月23日(日)
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