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■ Betsy-Tacy/Maud Hart Lovelace
毎日1章ずつ読んで、ふふふと笑って、かわいいなあと思って本を閉じる。その繰り返し。茶色の髪をおさげにしたふっくらしたBetsyと赤い巻き毛でほっそりしたTacyは二人とも5歳。TacyがBetsyの家の前に引っ越してきて、Betsyの誕生パーティーに呼ばれた時から、大の仲良しになる。
5歳くらいの頃って、私もこういうことをして遊んでたんだとか、たしかにこんな風なことを考えてたとか、なんとも微笑ましい。この物語に悪は一切なく、美しく善良な世界である。だが、かわいいばかりではない。Tacyの家の赤ん坊が死んでしまうなど、幼い子どもに死というものを考えさせる場面もある。
大人が子どもの頃を懐かしんで読むのもいいが、同じ年頃の子どもたちが、物語の主人公と同化して楽しんでくれるのが一番いいんじゃないかなと思う。
ストーリーは全部つながっているが、1章ずつ読みきりになっているので、とびとびに好きな章を読んでも差し支えない。読了。
以下、目次。
「Betsy Meets Tacy」 「Betsy's Birthday Party」 「Supper on the Hill」 「The Piano Box」 「The First Day of School」 「The Milkman Story」 「Playing Paper Dolls」 「Easter Eggs」 「The Sand Store」 「Calling on Mrs.Benson」 「The Buggy Shed」 「Margaret」 「Mrs. Muller Comes to Call」 「Tib」
2003年04月06日(日)
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