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■ カンパニー・マン(B+)/ヴィンチェンゾ・ナタリ+ブライアン・キング(原案)、小島由記子(著)
ごく普通のサラリーマン、モーガン・サリバン。平凡な毎日と口うるさい妻にうんざりしていた彼は、刺激を求めて産業スパイになることを決意する。巨大ハイテク企業デジコープ社の面接に合格し、ジャック・サースビーと名前を変えて、ライバル会社の盗聴を行う別の人間を演じることにかつてない興奮を覚えるモーガンは、一方で強烈な頭痛と奇妙な幻影に襲われる。
そこにリタという女性が現れ「盗聴任務なんて見せかけ。彼らはあなたを洗脳し、利用しようとしている」と謎の言葉を告げる。呆然とするモーガンの背後で、巨大な陰謀が動きはじめていた・・・。(カバーより)
<BOOK PLUS>映画のノヴェライゼーションなので、あまり期待はしていなかったが、ジェットコースターのような早いテンポに思わず引き込まれ、あっという間に読んでしまった。どんでん返しのあとに、またどんでん返し。そしてまた・・・。
最後に明かされる任務の内容に、女性ならニヤリ!とするかも。ハイテク技術で洗脳する部分が、シュワちゃん映画「シックスデイ」を髣髴とさせ、イメージ的にはSFなのだが、実は究極のラブ・ストーリーだったりして。。。面白かった。
2003年01月25日(土)
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