ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2007年08月15日(水)
終戦記念日
家人と四方山話の中で、今空襲があったら…どうなるのだろうか という話をしていた。
-----------------------------------
そういえば。
生前、父も母も戦争中のことをほとんど語らなかった。 10才前後であったということもあるだろうが、 思うことも、苦しいこともあったはずなのに。
祖母から聞いた話は、戦中ではなく、戦後の厳しい生活のこと ばかりだった。
食料を手に入れるために娘たちを引き連れての物々交換、 真冬にアカギレてぱっくり割れた足と手の指先に炭を塗り込み とぼしい食材をかき集め、9人の子供と亭主をなんとか食べさ せていた話。
考えてみたら、亡母より年長の伯父・伯母たちからも 戦争の話をされたことがない。
それだけ思い出したくもない日々だったのかもしれない。
今だからこそ、聴きたかった、聴いておけばよかったと思う。 当然だけれど、10代の頃は「また昔の話がはじまった」くらい にしか思っていなかった。
最初の話に戻る。 「空襲なんかあるわけないじゃん」 と、言おうとして、言葉が詰まった。
62年以上前のようなことが起こるわけがない。 そういいきれる要素はひとつもない現実に気づいた。
「戦争を、なぜ、してはならないのか」 体験を持たない現代の個々人が、自分の言葉で はっきりとした考えと意思を持たなければ 防げないマイナスの未来なのかもしれない。
|