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ほうじ茶飲話【JOYWOW】
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2004年12月13日(月)


2004年最後の歌舞伎

十二月大歌舞伎、夜の部を観に行く。
襲名前、勘九郎としての最後の舞台。花形役者勢ぞろいな顔ぶれにおばさまたちの熱気がすさまじい。歌舞伎座で小さくなりながらもみくちゃにされるコンサルタントというのは、かなりおもしろい構図である。おばさまたち、絶対「ゆずる」ことをしないもんね。

実は私、玉三郎の舞台は初体験だったのだが、さすが世界に名だたる女形、あの気品とオーラに圧倒されまくってしまった。猿之助一門の女形がただの一般人、いや、オトコに見えてしまうのだからものすごい。舞台で食われるとは、まさにこのことと感心しきり。

勘九郎の初舞台が桃太郎、だから最後の舞台も49歳になった桃太郎で〆ようと、勘九郎のために渡辺えり子が一晩で書き下ろした「今昔桃太郎」。これまた破天荒な大喜利で、お腹を抱えて笑ってしまった。歌舞伎を観に行くたび感想はいろいろ抱くのだけれど、今回の大歌舞伎にいたっては百聞は一見にしかず。お時間のある方々、無理にでも観に行くことをお勧めしたい。勘九郎が可笑しな衣装で大汗をかきながらひとり踊り続ける様を観ていると、努力不足で不平不満を抱く我が身が恥ずかしくなる。明日は一ミリでも成長している自分であるように、精進、精進。

 

Yukari |株式会社JOYWOW