へそおもい

2012年01月30日(月) パンツ100枚

1日中
バリの竹のガムランのCDをききながら
家にこもってパソコン作業。

頭の中に
バリの風景が
いっぱいになって

あたまが
ぽやぽやしている。


こんな日に
晴れていたら
悔しいなあと
外をみると

くもり空で
よかった。



水曜日
ぴかぴかに晴れた日

大好きな絵描きの
山口マオさんの
展覧会にいった。

震災以降
関東にいったのは
初めてだったけれど

やっぱり
なんとなく
街や人の空気感が
関西とちがう気がして

それが以前からなのか
いまだからなのか
わからないけれど

わたしの頭の中で
なにかがずれるような
なんともいえない
くらくらするような
ふしぎな感じがした。


展覧会は
25周年記念の企画展で
300点もの作品が
展示されていると。

ギャラリーの
入り口をはいったときから
胸がときめいた。

1階も2階も
ぜんぶマオさんの絵が
展示されているのだ。


マオさんの絵を
みていると
不思議ななつかしい感覚になる。

絵のひとつひとつが
別の世界の入り口で
その向こうに
ひろがっている世界のにおいや感触が
とても心地がいい。


その世界からの
声や音やにおいに
感覚を集中しながら
いろいろな想像をする。

そうしていると
子どもの頃の時間の流れと
まざるような
ぼわんとした感覚になる。


これまでの
絵本や雑誌や本の挿絵も
壁一面に

絵本のラフまでも
おいてあったりして

マオさんが
積み重ねてきたものが
ずっしり
楽しそうに集まっていた。


カラダをつかって
生きる!ということを
感じた。


2階の奥の部屋では、
マオさんが手掛けたCMと一緒に
ソラネコのパンツ100枚も流れていて
自分の声がきこえてくると
ちょっと落ち着かない気持ちになった。

でも
うれしい。


しばらくしたら
海の香りをまとったマオさんが
やってきて

その場で
3曲うたをうたわせて
いただいた。

ひとりでうたうのは
ひさしぶりだったけれど

お客さんの力をかりて
子どもたちが
一緒になりものを
ならしてくれたりして

たのしく
うたえてよかった。


ああ
いい一日。

すばらしい人に
出会えている
人生に感謝だ。

ありがとう。





わたしも
カラダをつかって
生きなくちゃ。


人生の時間は
限られているから。

今年は
創ろう。

ゆっくりでも
ひとつひとつ
自分のペースで
できることだけして

でも確実に
カタチにしていこう。

まずはバリの本と
バリのアルバム。

たのしいことで
人生を
うめつくさなくては。





パンツ100枚


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はたさとみ [MAIL]

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