Shocking Encounter

 重要な案件を放っておいているような気がするのだけれど、切羽詰るまで放っておきます。
 すごく眠くて、すごく映画的な面白い夢を観て、私は映画脚本家に向いているのでは、などと夢のなかでニヤリとしてみたけれど、起きたらトリックの稚拙さに気付いてへこんだり。
 という無駄なことをしている。
 某氏曰く私は「映画オタク」なんだそう。
 自分ではそんな気はしていないのだけれど。私以上に詳しいひとはたくさんいるし、私以上に映画に執着するひとはいるし、「私ってオタクなのかな」としばし悩んだ。
 しかし彼曰く「他者の視線を欲望する人はオタクじゃないです。だけど、自分の中で欲望が充足するのはオタクです」とのことでしたので、私はオタクだと自認することにしました。
 最近「小説を書け」と云われることが多いので(なぜだ…)少しまじめに取り組んでみたところ、「映画オタク」な所為か、ビジュアルでしか「物語」が思い浮かばない。
 例えばパンしてこう撮るとか、カットとか。眠りながらそんなことで悩んだりしているくらいだから、そういう風にしか「物語」を考えられない人間に「小説」は無理だと感じる。
 早くも挫折。ま、どうでもいいけど。


 さて、私にとって、最近知り合った或る人との出会いは衝撃的で革命的革新的なことでした。
 根本から価値観を覆されたり、ふしぎなレトリックに酔ったりして、ワタシは惑わされているような、惑って酔っていたいような気がしています。
 なんとなく会話を重ねて、それが楽しいからいいけれど。
 時々ゴーストの部分に触れられて恐怖していたりもする。
 出会いって不思議。
2005年04月11日(月)

メイテイノテイ / チドリアシ

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