焦らない。 |
赤鬼アジョシのお通夜には多くの学校関係者、卒業生が集まりました。 相変わらず座っていても眩暈がひどい私は酒席を辞退してすぐに退出しましたが、告別式に参列した妹に聞いたところによると、アジョシは私たちが渡した手袋、そのほかにも子供たちがこれまで渡した絵や手紙をだいじに箱にしまっていたとのこと。アジュモニ(おばさん)に是非それを見に自宅に来てくれ、と熱心に請われたそうです。 アジョシが日本生まれ(二世)だということを初めて知りました。そういえばきれいな日本語だったな。朝鮮語にサトゥリ(訛り)もなかったし。 スクールバス運転手歴は36年、「在日同胞」で初めての「共和国功勲運転手」の称号をもらっていたそうです。如何ほどの効力がある称号なのか知りませんが、万年酒気帯び運転だったのにねえ。お酒はアジョシのガソリンでした。 改めてアジョシのご冥福をお祈り申し上げます。
さて、思わぬ方に日記を褒められ、暫し有頂天になっております。しかし遡って読むほどのこともない日常ですヨ。社会的活動をほぼなにもしていない引きこもりのダメ人間道まっしぐらです。 仕事を辞めたことを後悔してはいませんが、世帯主の責任感なのか長女のサガなのか、将来への不安は、やはり募ります。なんとかしなくてはとも思うのですが、このままではなんともなりません。少し能動的に動かなくてはいけませんが、いまは焦らずじっくり休んで病気を治して、妹を無事にヨメにやって、それから。 焦らない焦らない。
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2005年03月07日(月)
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