酔っ払い、棺桶を引きずって歩く

 某氏に「なんか没頭できるゲームない?」と聞いて即座に返ってきた答えが「ドラクエ」。というわけで近所のTSUTAYAにて早速購入。
 「ドラクエ」って「死ぬ」のな…!
 最近の「ドラクエ」シリーズは「天空の花嫁」までしかやっていなかったし。大好きな「幻水」シリーズは「戦闘不能」で、フィールドに戻るとHPが1になっているから、なんだかひどく驚いた。いや、「幻水」もときどき「死ぬ」けど。二度と生き返れないもんな。
 棺桶引きずって歩くのって、なんだか…なんともいえない物悲しさを覚える。
 あまり進んでいません。たぶん先生の云う「完全主義」が斯様なところで(無駄に)作用しているのだろう。ま、のんびりと。


 通院…何回目?7回か。数えるのももう億劫になってきた。
 いつもだけれど、先生には伝えるべきことの1/10も云えていない。
 「どうですか?」
 「はあ、まあ…だいじょうぶだと思います、たぶん」
 いつもこんなやりとり。先生も困っているみたいだ。
 「食欲は?」
 「ありません。でも飲欲はあります」
 「…それは困ったねえ」
 そういえば父方の伯父が五年ちかく鬱病を患っていたけれど、やはりアルコホルを大量に飲んだそうだ。眠れないのと、考えたくないのと。
 伯父は五年で治癒したが、どうなることやら。
 五年はかけたくないなあ、できれば。
 快方にむかっているのかいないのか、よくわからない。
 薬も変わらず。
 私は私自身が一番よくわからない。
 わからない自分を忘れたく、アルコホルの力を借りる。
 それでもボーガと浮遊感を愉しむ程度に。
2005年01月29日(土)

メイテイノテイ / チドリアシ

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