覚悟したゾ

 通院四回目。
 薬が増えました。休職を薦められました。
 でもいまの仕事はする人間が(人員的にも経験知識でも家計の上でも)自分しかいないという現実が、辛うじて私を職場、ひいては社会に繋ぎとめているようにも思うのです。それでも可能な限り負担を軽減すべく少しずつ働きかけてはいますが、そういった働きかけも治療も、今回長期戦を覚悟しました。
 ヨシ、覚悟したゾ、うりゃ!!
 そんなわけで、意を決して母上にカムアウト。
 「やっぱりね」ってどういうことだ。そう見えるのか。
 …心配かけていたのか。自己嫌悪ぉうぅぅ(アゲイン)。
 協力を頼みました。
 フラフラしたとき、睡眠薬で起きれなくなったとき、自己嫌悪にどっぷり浸かって動けないとき、煩くガミガミ云わず、大げさに騒ぎ立てず、お見合いを勧めたりせず(笑)、けれど決して甘やかさず、静かに見守って欲しいと。
 我ながら我侭だと思いますが。
 だって治したいンだ。
 薬は怖い。山積した仕事も怖い。家計も怖い。不安は尽きない。
 でも、治したい。心からそう思う。だいじょうぶ。がんばろう。



 最近は最早闘病記のようになっていて、自己暗示の如く(自己暗示そのものか)「がんばろう」と「だいじょうぶ」を繰り返していますが、もうやめましょう。
 長期戦を覚悟しましたから、焦らずじっくりゆっくり、できることからやっていこうと思うのです。映画を観たり、本を読んだり、たまには体を動かしたり、楽しいこと、面白いこと、好きなことを考えましょう。
 ヨシ、覚悟したゾ、どりゃあ!!
2004年12月04日(土)

メイテイノテイ / チドリアシ

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