晴れてたんだけどねー。 風が冷たくて冷たくて………。
はりまから来た人たちが驚いてましたよ。 流石酷冷の地、亀岡デス(笑)。
ソメイヨシノは只今満開。 山桜が五分咲き。 そろそろ木の花桜が、咲き始めですね。
来週の木の花桜観桜茶会には、ほどよく咲いててくれれば良いなvv
山桜は、花よりも先に葉っぱが出ます。 小さな葉っぱは、紅葉した時のように赤く、その葉っぱが出そろった頃、淡い…殆ど白に近いピンクの花が咲き始めます。 まさに紅白、めでたき色をとりまぜて……ってな風情で。
何の桜だったか忘れたのだけど、緑の若葉が出て、やはりその頃に花が咲く桜も見たことがあります。普通の桜(山桜)よりも白っぽくて、とても清々しい姿で、大好きなのです。…あれ、桜だよなぁ?木の肌の感じはそうだもんなぁ?
以前、夜桜を見物に、桜並木(ここは普通の公園だったからソメイヨシノ)をぶらぶら歩いていたのですが。 すごく良い気持ちになりまして。 なんとなく、覚えたばかりの西王母の謡を口ずさんでました。 …後から考えたら、「西王母」なんて、桃の花なんですけどね……。おそらくは雰囲気に呑まれたんでしょう。 今なら、「羽衣」謡うかな………? 「桜川」は、まだ習ってないの。 「熊野」をお稽古中ですが。 すんごく!!キレイな謡で、好きなんだけど!! …………ものすごく難しい……(トホホ)…。 上がり下がりが、音階が、恐ろしく細かい宝生流謡。 難しいんだけど、それがぴったりハマると、これがまことに美しいんだなぁ。 先生方の謡聴いてると、本当に気持ち良いもの。
能つながりで、最近読み始めてる漫画が、成田由美子さんの『花よりも花の如く』。以前の『NATURAL』の番外編から始まったみたいなんだけど、これが面白い!! お能の世界の話なんだけど、裏舞台が見られたりして、それでいて能の「雰囲気」をとても大事に描かれていて、分かりやすいし、何より綺麗!! 能楽師の本音っぽいところ(面を被ると、目の位置が合ってない上に殆ど見えない)も描かれていて、読んでて笑えるところもたくさんあります。 アタリなマンガです。おすすめ〜。 …あ、ちなみにマンガの主人公の流派は観世流でし。 ちなみに主人公は榊原 憲人さん。あの西門さんのおにーちゃんだよ〜ん。ミゲールもちょいちょい出てきたり。
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