紫
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去年の今日、小樽を旅立ちました。
私の長い旅の始まりの日でした。
バックミラーに映る手を振る2人をいつまでも目で追っていました。
この2人に私は何度も見送ってもらったのでしょう。
去年の5月は、じつにいろんなことがありました。
だからでしょうか。
去年の旅の続きを、この月に始めたい、と思うのは。
なんとなく去年の今ごろのことを思い出しながら、少し暗めのギターを聴いていると、いきなり聴き慣れた明るめの曲が始まりました。
「!!」
驚きの言葉もうまく発せられないまま、今までいっしょに飲んでいた2人が静かに、そしてやさしく歌ってくれました。
時計の針は、0時を少しまわったところ。
去年もこうして0時をまわったときに、祝ってもらいました。
今年は、あまり多くの人に会うことなく、ごく普通の1日として今日を、この5月を過ごしたいと思っていたけれど、あまりにも温かすぎる歌に、胸が熱くなるのを抑えられません。
年に一度の今日の日を、「ごく普通の1日」にさせないでくれた2人と、メールをくれた人たちに、心の奥から「ありがとう」。
こんなにウレシイ気持ちでいっぱいの誕生日は、初めてかもしれません。
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