椰子の実日記【JOYWOW】
2007年04月02日(月)
蕎麦で幸福になる
久しぶりに、天下一旨いとぼくが思っている 蕎麦屋へ。
夕方思い立って電話したら、営業しているというので、 夜の予約をした。
「天ぷらは、さっき海老と魚が切れたので野菜だけど いいですか」
あの蕎麦屋のおやじには、いやだとはいえない。
以前住んでいた家からは歩いてすぐの場所だった のだが、引越してからは徒歩でもタクシーでもバス でも行けるという微妙な距離になった。無論、健康 のために、タクシーで行く。
店の前には「本日売切」の札が。相変わらず、 商売っ気というものが1ミリもない。 一切、店の名前や場所は書かないでくれ、とおやじに釘を さされている。忙しくなるのが嫌なのだという。
玉子焼き、ヱビスビール、酒、そして、天せいろ。
幸せだった。これだけ通いつめているのに、裏切られない、 ということは、それだけ日々おやじの腕も進歩している、 ということなのだろう。普通、どんなに旨くても飽きるから。
葉山に住んでいて幸せだなあ、と思う理由の一つだ。
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