椰子の実日記【JOYWOW】
2007年01月20日(土)
世界を変えるのは一人ひとりの行動
朝、時計がわりにテレビをつける。 民放は騒々しいのでたいていはNHK総合だ。
「おはよう日本」で流れている音だけを 耳にしながら朝の家事をしていたら、どうも 気になることを言っている。画面に視線を移す。
新宿東口を毎朝、掃除している若者がいる。 一人で毎朝、やる。名を荒川祐二さんという。 ときには、せっかく掃除してまとめたゴミ袋を ひっくり返されたりすることもある。 と、おばさんが駆け寄ってきて、缶コーヒーを もたせてくれた。
「いつもこの人、掃除してくれているからね。 ありがたいのよ」
仲間が増えた。4〜5人だが、彼らもまた朝5時に 家を出て、新宿駅東口に集合、掃除する。
朝帰りらしいバンドマンたち。ジャンケンで負けた 人が掃除を手伝う。
通りがかった茶髪のおにいさんが
「手伝わせてください」
と、一緒にゴミを拾う。
感動した。まだまだ日本、捨てたもんじゃないなあ。
気になったのは、荒川さんがどういう動機で始めた のか、聞き漏らしたことだ。
早速ググッたら、出てきた。
関連記事は
ここの12月29日付日記(→)
あるいはここの1月6日付日記(→)
どうやら元ネタは朝日新聞12月28日夕刊のようだが、 見落としていたようだ。
世界を変えるのは、こういう、たった一人の行動だと 思う。勇気をもらった。ありがとう!
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