椰子の実日記【JOYWOW】
2007年01月19日(金)
暖かさや涼しさを売る
NYの家では密閉度が高いので、真冬でも窓からの太陽光で 暖かかった。部屋ではTシャツと短パン。
日本に戻り、葉山で暮らし始めたら勝手が違った。 寒くてさむくて。特に一戸建ては寒い。しかも、 生まれて初めてのプロパンガスなのでどうなることか と思ったが、別に都市ガスであろうとプロパンで あろうと得られる「熱」に違いはない。
そこで思い出したのだが、
スウェーデンのGoteborg Energi社(→ 正しい表記はoの上に..がつくウムラウト。ヨーテボリ・エネルギーと読む)
や
アメリカのCarrier社(→)。
ヨーテボリ社は「熱」を、キャリア社は「涼しさ」を 提供するサービスを販売している。熱と涼しさを作り出す のに、いかなる天然資源を使うかは、関係ない。 これはビジネスの本質にかかわることで、とても大切なの だが、顧客はガソリンというオイルが欲しいのではなく、 車の動力が欲しいのである。それと同じだ。
ヨーテボリ社は、住宅地をブロックごとリモートコントロールで 「暖める」サービスをしている。
このような商品(サービス)こそ、自然との共生ビジネスの ビジョンを示してくれている。
写真は、ヨーテボリ社とキャリア社について知った、 ぼくのバイブル『Natural Capitalism』。
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