椰子の実日記【JOYWOW】
2006年07月09日(日)
民家と水田
伊藤家の敷地内にある江戸時代の民家と水田。 おたまじゃくしと、小さなアマガエルが遊んでいた。 敷地内に田んぼがあることもすごいし、民家が まるごとあることもすごい。
中に入ると、土間ばかりで、板の間は一間のみ。 節約を旨とした当時の藩の意向により、 主人の間のみ板の間が許され、他の家族は皆、 土間に直(じか)座りだった。さぞ、寒かったろうなあ、 と思う。
写真奥にももう1軒あって、こちらは明治時代の民家。 ここまで時代が進むと、畳の間は当然だし、家の 中に馬舎がある。
庶民のウソのない生活を、うかがうことができる。 こういうものは、文献には記載されにくいものだ。
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