椰子の実日記【JOYWOW】
2006年07月08日(土)
大勉強
天領出雲崎時代館(→)にて。
江戸時代の広告。ぼくがどこに注目して写真を撮ったかと いうと、「大勉強」の文字だ。
昔、母が商店街で買い物するとき、店主に、 「勉強してえな」と言っていた。この場合、「勉強」とは、 ディスカウントのことを言う(ほか、『出精値引』という 言葉も、昭和時代、よく建材見積で使ったものだ。精を 出して=がんばって、企業努力して値引きした、という 意味だが、実際には、端数を切り捨て、見積金額の見栄えを 美しくしたわけである)。
江戸時代から、「勉強」という用語が使われていたことに びっくりし、母を思い出したのだった。 この言葉、聞かなくなったなあ。
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