株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2003年08月20日(水)


空を舞うパフォーマンスin vain

渋谷を歩いていたら人の顔がみな上を見ている。
「あ。あれは何だ。鳥だ、飛行機だ、いや、スーパー
マンだ」のノリで、皆、同じ方向の上を見ている。
何だなんだと見たら、ビル屋上の看板に人が二人
垂直にぶらさがり、サッカーをやっていた。
要するに、広告パフォーマンスである。
暑いのに、ご苦労さん。あれでいくらもらうのだろうか。

「観客」たちは一様に携帯のカメラを向ける例の
ポーズを取っている。距離を置いて見ると、
一種の宗教儀式みたいで、不気味である。
十代とおぼしき女学生たちが「キャー、何あれ」
と騒いでいたが、基本的にはみな、だまって
携帯を向ける。繰り返す。不気味である。

ぼくのマーケティング理論でいうと広告の三原則は
「達・親・測」である。

達:広告メッセージを伝えたいターゲットに達すること
  ができているか?
親:「親しみ」(affinity/まいど)が積みあがる内容か?
測:結果を測定できるか?

さて、あの広告パフォーマンス、上記の三つを満たしている
だろうか。

残念ながら、答はノーである。そもそもぼくは、どこの
企業の広告だったか、忘れてしまっている。
金をドブに捨てる、とは、こういうことを言う。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW