椰子の実日記【JOYWOW】
2003年08月19日(火)
一度、めしでも
独立したばかりの頃はよく騙された。
E社社長秘書からメールがきて、『ブランド・マインドセット』 を読んだ社長がいたく感激し、是非弊社のブランド戦略の コンサルをお願いしたい。当時ニューヨークに住んでいたの で、日本に出張の折、わざわざ大阪・淀屋橋のE社へ出向き、 社長と面談した。
「いやー。いいお話でした。おつかれさまです」
E社製品のマウスとパソコン鞄を土産に渡され、それで 終わり、である。「また連絡します」とあったが、4年 たったいまだに連絡はない。
M通信。ここも5人ほど出てきて、なんだかんだと自社の 悩みを聞き、話した。「すばらしいお話をありがとう ございます。またご連絡します」その後2年になる。
R社社長室。「晩飯でも」とプロジェクトメンバー全員と 食事し、悩みをきき、アドバイスして、おわり。
ソフトを売る会社を独立・創業する人へ、はなむけ として必ず言う助言は、「一度めしでも」「コンサルを お願いしたいので一度顔合わせでも」というオファには 必ず課金せよ、だ。これは自分自身の苦い経験から きている。
それにしても、ここにあげた三社、いずれも大阪の 会社である。概して日本人はソフトに価値を見出さない が、大阪は特にその傾向が強いようである。 同じ関西人として、残念だ。
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