椰子の実日記【JOYWOW】
2003年08月04日(月)
海の家とコンサルタント
近所の海岸を散歩したついでに人気の海の家でビールを 飲んだ。ここはユーミンも毎夜通うほどの、センスの いい、ナイスな空間を提供してくれる。海を眺め、 太陽にあたり、風にふかれていると、どういうわけか 「羊飼いとコンサルタント」という寓話を思い出した。 パロディしてみる。
砂浜をけたてて、仕立てのいいスーツに身を包んだ (言うなればTPOを考えていない服装の)男がやって きた。手には、これまた高級そうなスーツケース。 男は海の家の店主に、言う。 「この店の一日の顧客来店数を正確に当てたら、 そこ(店先)にいる豚を一匹くれますか」 店主「いいよ」 男は早速ノートパソコンを取り出し、パワーポイント で簡単なプレゼンテーションをしたのち、携帯電話で どこやらのサイトにアクセスし、GPS衛星ナビを利用 して地域全体をスキャン、「自社独自の経営ツール」 と称するCCS(カスタマー・カウント・システム)を エクセル表にてぱたぱたぱたとはじいた。結果を150 ページの報告書にまとめ店のレジ横にあるプリンタを 拝借して印刷し、提出した。書面にはカタカナがあふ れていた。 店主「・・・要するに、何人なんだい」 男「1586人です」 店主「その通りだ。一匹進呈しよう。ただ、あんたの 職業をわしが当てたら、その豚を返してもらえるか」 男「はい」 店主「コンサルタントだ」 男「なぜわかったんですか」 店主「第一に、あんたはだれも呼んでいないのにここへ来た。 第二に、わしが既に知っていることを答えるのに報酬を請求した。 第三に、あんたは世間を何も知らない。あんたが選んだのは豚では なく、わしの息子だ」
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