世界中からマツタケは日本にやってくる。 逆にシイタケは世界中にひろまっている。
そう、シイタケは結構ふつうにパリのスーパーでも売ってるよ。 アメリカでも。 なぜか非日本語圏人は、語尾の 「け」 が発音しずらいようで、 表記はどこも、shiitaki しいたき なんだよね。 英語の辞書にも shiitaki = 日本原産の味のよいマッシュルーム。濡れたかんじは犬の鼻にそっくり。
と書いてあるよ。 と、思うよ。
なぜ、椎茸が世界にひろまったのかというと、美味しいから。 肉厚で、調理しがいがあるから。 他のキノコとくらべとっても栽培が簡単だから。
そんな素晴らしい椎茸ですから、本家本元である日本ではご家庭で栽培しようと考える人々も沢山います。 本家の大本元である大分では、どこでも庭でガーデニング感覚で椎茸を栽培しているそうですよ。
だから、一週間ぶりに帰った我が家に椎茸栽培セットがあってもおかしくはない。
ナラの木かなんかのいわゆる ホダギ と呼ばれる手頃な丸太に刻みをいれて、 椎茸の菌をうえたものが、日の当たらない庭のすみにたてかけてある、 というのが従来の椎茸栽培のイメージですが、 それでは重くて通販できない。 我が家にあったのは、膨らみすぎたケーキのようなものに、椎茸の子供らしきブヨブヨがいっぱい張り付いているものでした。 絶対に母が、頂きもののシフォンケーキを放置して盛大にカビをはやし、 次の燃えるゴミの日まで忘れないように見えるところのおいてあるのだと、思いました。 ケーキらしきものは、人口ホダギだったのね。
これは、椎茸好きの弟が、毎日椎茸を食べたいのに、椎茸は結構高いものですから、 一袋大きな肉厚椎茸3つで、278円くらいするものですから、 そして椎茸好きとしてはいっぺんに少なくとも5つくらいは食べたいものですから、 二人の子供をもつ父としては、あんまり栄養のない、子供は食べない椎茸に そんなにお金はかけられない! ならばいっそ自分で栽培しよう! と通信販売で注文したもののおすそわけなのです。 ケーキ部が結構大きいので、1つでもかなり送料がかかる、2個セットでも送料は変わらない。 2個がお徳だ! という全体を通して、お徳 に貫かれた行為の結果なのです。 ケーキにびっしり椎茸が生えて、小さいのなら40個くらいとれるかな。 それが4回くらい収穫できるらしいです。
うまく育てれば。
日にあてないように、 そして雑菌の繁殖をふせぐため週に何回かまるごと洗ってあげなければいけないんだって。 そして見た目はカビの生えたケーキ。
なにはともあれ、1回目は、いま直径3cmくらいのブヨブヨが20個くらい張り付いているでしょうか。 楽しみです。 早く食べたい。 わたしも椎茸大好きなので、わたしと鍋物を囲む時は、そして焼き鳥の盛り合わせをつつく時は、 「わたしの方がもっと椎茸が好きだ!」 という自信がなければ shiitaki に手を出さないでください。
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