服部克久はなぜあんなに生まれつきえらそうなのか。 個人的には存じ上げないですが、あの語り、ものごし。ものすごく若い頃から先生と呼ばれてきた男、というかんじ。 二世だから?ほかでもない服部良一の息子だから? しかし黒澤久雄は黒沢明の息子だが、若い頃からいつみてもどこからみてもなにをしていても小物にしかみえなかった。 むしろ安心して小物しているようにさえみえる。これはこれですごいことかも。 石原伸太郎の息子も加山雄三の息子も小物感のかたまりだけど全然安心の境地から遠いところにいる。みたい。 小沢征爾の息子は・・・ わかんないや。なまえの読み方もわかんないし。パス。 美空ひばりの・・・ あれは甥だ。ん〜 パス。
二世とは関係無いのかも。でも服部克久はえらそうなのだ。毎週NHKFMでDJをしているけど、教授というでもなくマニア的でもない、ただもう大御所チックなのだ。嫌いじゃないけどね。でもずっとみんなにそういうキャラクターだと受け止められてきただろうに、イヤじゃなかったのかなあ。 「もっと僕にフランクになってよ」 とか思わなかったのかしら。
克久先生のポップスグラフティで、久しぶりに、真夏の夜のジャズのなかのアニタ・オデイの歌う”Tea for two”を聞きました。 すっかり忘れていたけど、わたしの一番すきな女性ヴォーカリストは彼女だったんだった。1枚しかもっていなかっったアルバムを聞いたなあ。ひ〜うんまい〜、と何度聞いてもどのフレーズも耳がお留守になることがなかった。 いつぐらいだ。中学生か高校生の頃かしら。その後 味のある表現という罠にはまってしまい少し遠くなっていたけど、歌手も役者もとにかく舌をまくほどうまいひとが子供の頃からすきだったのだな。 自由自在な表現能力にジャンプ力。これしかできない味勝負。飛びぬけてしまえば、なにかが滲んでしまうのは一緒。 どっちからのアプローチが好きかってこと。 比べてもしかないことを比べたり選んだりして10代20代は過ごしてきたんだなあ、と枯れたふり。でもまだなんでもどうでもいいよ、まではいっていない。みたい。 黒澤久雄の境地は遠い。
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