痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2003年01月13日(月) ノアール

ものすごく酔っ払った状態をフランスではこう表現するんだって。真っ黒。闇。
昨夜は久しぶりに、千鳥足まで、酔ってしまいました。下北沢で飲んで、一人ぬけ二人ぬけ、さすがにお布団が恋しくなったので、帰ろうと思ったらまっすぐ歩けなかった。このままタクシーに乗って気持ち悪くなったらサイアクだ、という理性はあった(いやいつも理性は最後まである)ので、酔い覚ましに少し歩いてしばらくしたらクルマをひろおう、と歩き出したけど、いつまでも酔いはさめない。
いっそ、強制リバースして憂いなくしてからタクシーをひろおうか、とやってみたけど、なにも食べずに飲んでいたので、カラオエばかりでなにもでない。

しかたない、歩いて歩いて、理性はあっても酔っ払いだからテキトウに角をまがったりしているうちに自分がどこにいるのかわからなくなってしまい(ほんとうは大原くらいまで歩くつもりだった)、もしかすると、もうすぐ電車が動くかもしれないから、(時計をみろ)それならそれで、タクシー代がういてラッキーだ!もうすこし歩くべ、と酔っ払いの論理でどこでもいいから駅をみつけようとまた歩いたんだけど、世田谷の住宅地に入りこんでしまったみたいで、全然 駅どころか、大きな道にでくわさない(どっち方面という標識がみたかった)。コンビニもなかった。
1時間くらい歩いたのかなあ、疲れちゃってさあ、マンションの駐輪場がすごくイイ寝床のように思えて、1時間だけ、携帯のアラームかけて寝ようかな、でもひとにみつかったら恥ずかしい(怖いと思わないのが酔っている証拠)と誘惑を何度もふりきり、やがて酔いが少し覚めてひたすら眠く重い足をひきづり
「えき〜、なに駅でもなに線でもいいから、えき〜」
とゾンビのようにサマヨウうちに、どうも井の頭通りの何本かうらの道をを歩いているようだと気づき(酔いがさめてきたからね)、もしかしていままで逆、新宿方向でなくて吉祥寺方向に歩いていたのではと怖くなり(でもまだ酔ってるからね)、もうあわてて目に付いたタクシーをとめました。
(駅はどうしたんだ。電車なら数駅分くらいたいしたことないだろう)

正常な状態ですと、酔っ払いの行動・思考には、例え同一人物だとしても後々ツッコミたくてたまりません。

どうも最終的に笹塚付近をさまよっていたみたい。
深夜未明、世田谷の住宅地でクルマをとめ、下町へいってくれ、という女(年齢職業不詳)。運転手さんも気持ち悪かったよね。むさしのたくしーさんは下町のことがぜんぜんわからず、
「とにかく しのばず通りへでて上野方向をめざし、わからなくなったら起こしてください。わたし寝ます。」
というと、
「じゃあ、無理やりおこしますよ。ほんとにわたしわからないんですから」
と運転手さんがかえし、あとはわかりません。声をかけられて目をあけるとワープしたように、うちのそばでした。

もうなにもできないほど眠かった。
でも起きたらちゃんとコンタクトもはずし鍵もかかりチェーンまでしていた、えらい。

酔うと怖くなくなるのが怖いね。


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