Kin-SMA放言
もくじ|昨日のこと|明日のこと
今日はまた在宅。先週の火、水、と二度もチャンス(映画1,000円デー)があったのに映画を観に行けなかったので、今日こそは行きたい、と思い、激戦区(完全入れ替え制なのだが、30分前ぐらいにいっつも完売してる)「有楽町日劇PLEX」へ。
やっと『オペラ座の怪人』を観賞。
月イチゴローのお言葉を借りるまでもなく、そのあまりに豪快な金の掛けっぷりに、笑いがこみ上げる(吾郎さん、そんなこと言ってたっけ?)
過剰に、豪華。
過剰に、絢爛。
過剰に、壮大。
もー、たまりませんわ、アンドリュー(・ロイド=ウェーバー)(^^ゞ
金がありすぎて使い道に困ったとしか思えませんが(おいおい)、その使い方、正解( ̄w ̄)金はこういうことに使わなきゃイカン(←誰に向かって言ってんの?)
ファントム役のジェラルド・バトラーは、はっきり言ってぼくの好みではないのだが、「美丈夫」という言葉がびったしふさわしいお方で、日本の歴代ファントムで言うと、今井清隆さんあたりに近い。唄は今井さんの方が上手い気がするが、ジェラルドはどっちかというとロック系の唄い方で、ロイド=ウェーバー自身は、こういう声の人にファントムを唄ってほしいんだろうな、と、そこはかとなく思った。
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムは、うわー、めちゃめちゃ若いんやね(19歳!)
なんか、『SHOCK』における黒木メイサ嬢を彷彿とさせたぞ。とにかく半端じゃない美貌。完璧“ヒロイン顔”(何だそりゃ)
そりゃー惚れるぜファントムも。
ただ、すごく気になった(つうか、テレビで予告編観てた時点で気になってた)のが、彼女・クリスティーヌがカルロッタの代役で演じた舞台でのコスチューム。これ、明らかに“エリザベート”ですよね? この作品は1870年のパリが舞台なんだが、このエリザベートの有名な肖像画が描かれたのは1864年。つうことは、シシィ本人がまだバリバリの現役(って、「何」の?)だったころに、オペラ歌手がそっくりそのままコスチュームを真似るということは、ありやなしや?・・・多分“あり”なのかな? 真似される方が祝着だったのかもしれんな。・・・なるほど、わかりました(自己撞着)
ラウルのパトリック・ウィルソン。ラウルってどうも「間抜けなヤツ」ってイメージがあるので損なんだが、全般的にはけっこうカッコ良かった。クリスティーヌの“王子様”としてふさわしいりりしさもあり。
ただラスト近く、ファントムに縛り上げられるとこは、さすがに間抜けさ全開だったが( ̄^ ̄;)ストーリーの運び上、しょうがないんです
あとは、マダム・ジリー(ミランダ・リチャードソン)&メグ(ジェニファー・エリソン)母子がちゃんと似てるのが偉かった(^^ゞ ←細かいとこに目が行き過ぎ
でもやっぱ、この映画に関しては、役者はひたすら「駒」にしか過ぎないと思ってしまいました。精密で壮大な『オペラ座の怪人』という絵画の一部。言われた位置に立って、言われたとおりに動いていなさいって感じ。とにかく全てのショットが美しい。巨大なジオラマ。
そして音楽の迫力。これはもう、今さら何も言うことはございません。壊れたシャンデリアに灯がともり、静々と浮かび上がって行く有名なシーンで、例の「ジャ──ン、ジャジャジャジャジャ──ン♪」(←わかるよね?)が鳴り出すと、もう体中の細胞がジャジャジャジャジャ──ン♪ でございます(←表現力なさ過ぎ!)
ホコリだらけの廃墟と化したオペラ座が、全盛期の姿にCGで変わってゆくシーンは、さすが。このシーンをこういう風に作れなきゃ映画にした意味がない(大言)
見事でした( ̄w ̄)
そして、こういう映画は家のちゃちなテレビで観たら全然だめだというのが分かりますので、DVDになっても果たして・・・という危惧は残った。
映画館(それも、でかいコヤ)に観に行って正解だった。
ところで日劇PLEXでは、ロビーに劇中出てきた衣裳が展示してあり、さっき書きましたエミー・ロッサムが着た「エリザベート衣裳」が飾ってあったのだが、ご多分にもれずそのウエストの細さに大いなる敗北感を味わいつつ(まさか勝てると?)、女だらけの(レディースデーってのもあったんだけど)有楽町マリオンを後にしたのであった。
帰宅後、締め切りがまだまだ先なのをいいことに、留守録を観てみる気になる(でも、濃い感想は書ける気分になれません)
『SMAP×SMAP』
「キューティ・ツニー」が犯罪的に美しく、びっくりする(>_<。)何だコレ?! なんでこんなに綺麗なの?!
コントのオチは、何となくセットで想像がついたが(「デビールマン」と同じ/笑)、もんのすごいキレイな顔して男声でしゃべるツニーに、異空間に連れて行かれそうになりました(興奮しすぎてて意味不明)
なんでそんなに化粧映えするっすかツヨぽん?!(←何気に失礼発言)
予告で観ててすんごい期待した「Gの悲劇」は、あんなオチでちょっとがっかり(×_×)ササクラちゃんが来た意味あったのか?
あとはあんまり印象に残らなかった。
『正直しんどい』(ゲスト・平山あや&品川庄司)
オンタイムで観る。
平山、三回目?!(←覚えてない・・・あ、そうか、二回目はスペシャル団体ゲストの時か)
品庄、本気に友達モード。お笑いは引き立て役であることを忘れている。つうか、その原則を忘れているのは実はつよっさん(というか、この番組自体)の方なのだが。
まぁ、ヘンに今さらつよっさんをアイドル扱いされても白けるだけなので別にいいんだが。
それを○丁目方面の友達に言ったら、
「目線がアタシらベクトルね」
と言われてしまった(−−;)やっぱそうなの? そうなの? やっぱ(←何のリリック?)
|