Kin-SMA放言
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2005年01月07日(金) 低い波

今日は自己嫌悪に陥る出来事があり、頭痛もするしで、早く寝ればいいのに、それもできずに何もせずぼーっと起きている。

こういう時に『ファンタスティポ』を観ると、どうだとかこうだとかつよっさんが言ってたな。

言われたときは「笑いたいから、イヤだな」と思ってたんだが、その「どうだ」状態にちょっと興味がわいてきた。

よし、2回観ることにしよう。

というわけで、明日(もうあと6時間ぐらいだ)前売り開始です。忘れないようにしなきゃ。





『笑っていいとも!』

「剛のパーツ告知」


「もう貼るところがない!」

だとぉ〜っ?!(怒)

まだあるでしょ、あんなとここんなとこが!!←不機嫌

だいたい“村上さん”って、誰やねん?! ←これが不機嫌の原因?



いや、そんなのが原因じゃないれすよ。

いましたか? 今日。草なぎ剛(いましたよっ!

いなかったも同然じゃないすか ←あーだめだ、低い方へ低い方へ行っちゃう(哀)

オープニングの「いいともぉ〜!」で、白いオナカがちらり( ̄w ̄)

と喜んでたら、エンディングでは隠してましたね(−−;)誰かが教えたのか?

でも、ツヨぽんツヨぽん思ってなけりゃ、ふつーに面白い『いいとも』だった。おすぎのそっくりさんには爆笑(≧∇≦)


←煽るんじゃない!(叱)





コンビニで『SEDA』を見つけたので、買ってきた。

あらぁ、書店にしか置いてないかと思ってたのに。メジャーになったもんだ。←創刊時を知ってるもんで、感慨深い

この雑誌、創刊当時はすごくトンガってる雑誌だった。いつのまにか、こんなに読者層が低年齢化したのね。

で、事前の噂どおり、表紙はどう見ても「女の子二人」にしか見えない。

中のグラビア記事のタイトルも、

「Lovely girls(+boy)」

とあるんだけど、正直“+boy”は要らんのじゃないか? と思った読者180%。

花楓(かえで)ちゃんの方が一歳下なんだけど、これまた全然そう見えない(一般イメージとズレがあるのは、当然“boy”の方)

しかも全部のショットが“ノースマイル”にもかかわらず、×意を覚えるくらい(あまりに不謹慎意見なので、伏せ字)美しいってのは何事なんだろう(「何事」って言われても・・・)

それにしても。

なんでこの人はハタチもだいぶ過ぎてからこんなに性別不明になってきたんだろ? と考え始めたら、ちょっと“落ちて”きた(×_×)ダメだ、ほんとにやばいぞ、オレ。早く寝なきゃ

ぼくはこの日記を始めるにあたって、

「初めてKinKi Kids(という名前ではなかったが)を雑誌で見たとき、直感で“男の子”っぽい方が好きになった」

と書いたのですが、ここ数年で、すっかりその直感が裏切られました。

男を見る目がありません(_ _ )ヒロシです(←違)

でも、本当はそんなことで落ち込んでいるわけではありません。

本音を明らかにするにはまだちょっと時間がかかりますが、ごまかして言うと、

「いい時代になったなぁ」

と思います。





で、ふとテレビを観ると、『3年B組金八先生』「伝説の生徒 鶴本直」を放送中。

しゅう(八乙女)の家庭事情のあまりの深刻さに、ぼくが観ていた時代との甚だしい乖離を感じて、背筋が寒くなる。

都内でも“のほほん度”が高いはずの足立区(桜中学の所在地)にしてからが、こんな感じなんだ。

そして、性同一性障害の鶴本直(上戸彩)。18歳になり、いよいよ「本来の性」に肉体を改造すべく医療的処置が始まるらしい。

このシリーズはちゃんと観ていたわけじゃないが、このテーマに関しては、ぼくは無関心ではいられない(ただ、上戸本人が、「直」役を卒業して以来、すっかり“オンナ”全開なので、今回「その後の直」を演じるにあたって、かなりのムリが生じていた。残念である)

ジェンダー問題に関しては宗教や文化的成熟度が大きく影響するわけだが、日本という国では昔(鎌倉時代後半とか、江戸時代後半とか、一つの体制が揺らぐ直前の時代に多い)の方がこの点柔軟だった。でも、人間の意識は“ふりこ”のようなものだから、一定の部分まで行くと、また逆方向に大きく振れる。社会常識の歴史って、その繰り返しだ。

“現代”は、どっちの時代だろうか?

男の子が、別に「ぼくは本当は女の子なんだ」じゃなくて、単に「その方が綺麗だと思うから」マニキュアを塗ったり、アイメイクをしたり、レディスの服を着たりしても、「オシャレだね」と言ってもらえる時代(あら、話が戻った?)

また、

「精神と肉体が反対に生まれてきてしまった。だから“本来の自分”に変えたい」

という願いも叶うようになった時代(様々なハードルを越えなければならないが)

金八っつあんの言うように、そういう意味で今の日本は「優しい国」になったと思う。が、ある部分では歪みと冷酷さをますます生み出す「残酷な国」になってきた。

頭の固い人たちが未だに言う、

「男が男らしく、女が女らしくない社会は滅びる(または、その予兆である)」

という説は、見事に実証されているのかもしれない。

ぼくが“落ちた”原因は、ここかも知れない。

変に難しいこと考えるのは、カラダのためによくありませんね(−−;)




←平和だ(′_`)


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