Kin-SMA放言
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2004年01月26日(月) “夢の男”へダメダメダメ出し

またもや嘘の日付で書いております。

あと15分で29日になろうとしています。

日記ってあれっすね、一日さぼると「書かなきゃ」って焦るけど、二日さぼると「もういいや」ってなりますね。

でも、昨日おとといと大きなネタがあったので、やっぱり書きますわ。

ただし今日のメニューは、

ておどる、最初で最後の『Dream Boy』観劇記

1本となっております。KinKiちゃん『HEY! HEY! HEY!』初出演と『SMAP×SMAP』の感想は、実際に観た28日(水曜日)の日記に書きます。

嗚呼、“毎日KinKi”の誓い破れたり <(_ _)> と思わせといて、最後に『どんなもんヤ!』ネタでお茶を濁しますので、「タキザワには興味ない」って方は、中間すっとばして下さい。そして、ツヨぽんにしか興味ないって方は、何時間か後に明日の日記をアップしますので、またどうぞ。





ではMasical Musical『Dream Boy』(帝国劇場)

ヒデちゃんファンのSちゃんとそのお母さん(仁カメファン)に連れて行っていただきました。彼女は4回目だそうなんだが、「あんまりいい席でなくてすみません」と言って渡してくれたチケットが、1階S列。

今回『ドリボ』をご覧になった方はお分かりかと思いますが、この列、

目の前を滝沢秀明が通ります。

めちゃめちゃいい席やん!(◎_◎;)

オレ、気絶すっかと思ったよまじで!(×∇×;)

タッキーの匂い、嗅いでしまいました(本当)柑橘系だった(笑)

何じゃこの運の良さ?!

私生活でいいことが一つもない埋め合わせだろうか?(それも寂しすぎる)

で、こうやって本題になかなか入らないところから察していただけると思うのだが、肝心の作品の内容はですね。

消してやる(イタいタッキーファンはぼくの日記の読者にはいないと思うので、読んでも大丈夫かと思いますが、正直ぼくは『SHOCK』にも同じこと思ってるので、まぁその辺が大丈夫な方(光一さんが観られれば何でもいいとかいうんじゃない方)だけどうぞ)
  ↓
ストーリーが、すさまじくひどい。21世紀になって4年も経ってる今になって、立体版「たのきん映画」を見せられるとは思わなかった。

もう×くしたジャ○ーには、滝沢秀明と近藤真彦の区別がつかないのだろうか?(あの人には実際そういうところがある)

しかも、これまた滝沢が近藤的キャラ(年寄りにはそれが若い頃の石原裕次郎を彷彿とさせているらしい)を律儀に演じているから始末が悪い。

正直、滝沢の演技には“昔の匂い”がある。TBSが『太陽の季節』を滝沢で企画した気持ちも理解できるのである。

登場した瞬間の輝きは申し分ないし(そういう演出をしているにせよ、それを活かせないやつは所詮スターではない)、メソッドとしての演技力でいえば、かつてのたのきんさんたちとは雲泥の差(もちろん滝沢の方がずっと上)である。あれほどひどい脚本によく耐えているもんだ、とむしろ感心するというか可哀相に思った。

(逆に耐えられてないというか、変なセリフを変なまま言ってしまっているかつんおよび関ジャニの諸君。関ジャニの方が演技力的にはだいぶん上であるが、観てていたたまれないというレベルでは似たり寄ったり。ただし、すばるの色気と存在感は、さすがである)←ひいき目?(^^ゞ

思えば『MASK』もヘンテコな内容(なにしろミステリーで一番やっちゃいけない“夢オチ”!)だったが、当時16歳の滝沢秀明のダイヤモンドのような美しさは、全てのヘンテコさを凌駕していた。舞台の完成度はもちろん少年隊(それも日生劇場版)の方が上だったが、存在の美しさはその“職人的”先輩たちより高みにいたと今でもぼくは思っている(堂本光一版『MASK』を観ていないので何とも言えないが)

だが、“美少年の10代”という奇跡の時期を過ぎた今の滝沢秀明が、もう舞台に立っているだけでは「全てOK」ってわけにはいかないのは、本人や周囲も良く分かっていることと思う。

だから当然、本人としてはあまり得意でないであろうダンスもがんばっていたし(まぁどうしても堂本さんと比べちゃうからね。同じ劇場で同じ値段とってるんだから、比べる権利がこっちにはある)、サーカスやボクシングという見せ場も用意されている(これがまた唐突で、何のために出てくるんだか分かんない)

劇中では「そんなのはボクサーの体じゃない」とチャンプ(薬師寺保栄)に揶揄される滝沢の体の方が、現在の薬師寺よりもずっと鍛え上げられている。

だが、それら数々のいじらしい努力も、ここまで整合性と真実味のないストーリーの前には、『「新春かくし芸大会」の舞台裏』で見せられるB級タレントたちの練習風景のように胡散くさすぎるのだ。

話題の「バンジージャンプ」も、ぼくが想像していたのとはちがっていたのだが、確かに大変危険なことを真剣にやっているので、「意味がない」で終わらせてしまったらあまりにも可哀相かもしれない。

だが、ぼくはそれこそタモリと同じで、「ミュージカルの何が嫌いって、しゃべってて急に唄い出したり、町中歩いてて急に踊り出したり、死にそうなのに朗々と歌い上げたり、とにかく嘘くさいんだよね」と思ってる。それでもぼくが現在ミュージカルを好きになってるのは、そうじゃないすごいハイレベルなミュージカルに出会ったからだ。

なのに、ジャ○ーが作る作品てのはどれもこれも、その「ミュージカルと言われるモノの、一番良くないところばっかし並べてる」のだ。その欠点を全て「出ている人の人気」に埋め合わせてもらっているんだから、最も始末が悪い。

今回の作品は、幕が開くとすぐに群舞シーン。これは映画の主役を決めるオーディションであることがすぐに明らかになるのだが、この辺の手法は『42nd Street』や『コーラスライン』で使い古された手法。いや、別にいいですけど。

ただ何と言ってもがっかりするのが生オーケストラじゃないところで、せっかくの帝国劇場がホント泣くのである(これは『SHOCK』も同罪)

それから、音楽の感じ、役者の配し方、あらゆる点で舞台面がどう見ても「青山劇場」。ぼくは、青山劇場でジャニーズミュージカルをされるのはいっこうにかまわない、というか、あのコヤの派手な機構を使い尽くしてるという意味では、ジャ○ーこそ青山劇場を最大限に使える人だと思っている。でも、本来“怪人”が住んでても申し分ないくらい重厚な帝国劇場の舞台面を、こんなペカペカにされるのは正直我慢できない。

でもこれは、東宝が金に目がくらんだ報い(爆)なので、しょうがないだろう。残念ながら、“帝劇の怪人”は存在しないようだ。

オケが生でないのには目をつぶるが、唄も口パクなのはなんとかならんか。これも『SHOCK』と同罪である。ジャ○ーが“『SHOCK』はミュージカルじゃない。SHOW劇なんです”とか言ってるのは、言い逃れとしかぼくには思えないのだが。

実は第二幕の「epilogue」以降、生唄になるのである。ここでは激しいアクションやダンスの後にバラードを唄うという、歌手にとって一番過酷なことを滝沢は立派にやってのけている。これだけの歌唱力がありながら、わざわざ評価を落とすようなことをするのが、これまた全く理解できない。


悪口に飽きてきたので、この辺でやめますが。

とりあえず、こんだけ悪口並べても「金返せ」にはならなかったのは、べつにヒデちゃんが30センチの距離のところを歩いてくれたからだけではなく(←とにかく余程自慢らしい)、出演者たちがそれぞれの役割を真面目に果たしていたことへのご褒美というか。

マミ(“マコト”役の真琴つばさ。なんで“ツバサ”って役名じゃないのかは、言わずもがなですね/笑)も、ジャニーズ映画やジャニーズミュージカルにはよくありがちなヒロイン(というのだろうか? あれは)の典型をさせられてましたが、なにしろ本人がエンターティナーなので、アドリブで元は取ってたかなと。

この、“タッキー&真琴”(笑)のアドリブのシーン(“サカナ漁り”というらしい/笑)が、観客にとっても一番のお楽しみシーンだったようだ。

ここはほのぼのとして、なかなかいいシーンなのだが、話が進んで行くと、実はこのシーン、マコトがタッキーを誘惑するという、この後のストーリー展開に非常に重要な役割を果たすシーンなのだが、哀しいことに全くその辺が伝わってこない。

ここだけはジャ○ーじゃなくて、出てる二人に責任があると思った。いかに台本が言葉足らずでも、役者の力技で納得させなきゃいけないことは良くあること。まして“恐怖の植田脚本”を数々演じてきた(おいおい/焦)マミに、それができないはずはないのである。

ここはマミがしっかりとヒデちゃんをリードすべきであったと思う。キスシーンが、あまりに唐突なのである。

さらに、マミの女優としての色気の話になる。ぼくは今回マミにはダンスも期待してたんだが(なにしろ、スタイルの良さは天下一品のマミである)、後半、かつんと『WEST SIDE STORY』の「ドクの店」のシーンみたいなところがあるんだが、これがどーも、全く色気がなくて。

かつんが悪いのかマミが悪いのか、振り付けが悪いのか、ぼくには判断できませんでしたが。

マミはアニタじゃなくて、トニーを演った人なんでね(*^^*)

あ、ところで、話は変わりますが、今度の『WEST SIDE STORY』のキャストにはびっくりの5乗でございました!(しつこいようですが、29日に書いてます)

トニーは3人のうち誰がやってもあり得ると思ってたんだけど、やっぱヒガシにはベルナルドのイメージが強かったからね(リフのイメージだけ、なかった)

ニシキは本人が言ってるとおり、3役日替わりでやれる力もカラーもある。タカラヅカみたいに、役替わり公演やってくんないかな。

カッちゃん・・・がんばれ・・・(お、おいおい/汗)

いやー、まじで。カッちゃんは絶対トニーかリフだと思ってたんでね。

チノをアッキーがやってくんないかな?(あり? 昔、風ぽんがいいとか言ってなかった?)


←身も蓋もない・・・(;;)



あ、それと、今回ヨコの芝居を見て、この子アクションっぽいなと思いました。思ってたよりダンスも上手だったし(でも、周りまでジャニーズで固めたら、お安い感じになっちゃうかもね←また毒!)

マリアとアニタには、狂喜乱舞以外の何ものでもございません! オレ、青山劇場でバイトやる! 絶対やる!(←誰もが考えること)

・・・コホ。閑話休題。

本ストーリーのしょうもなさを補って余りあるという意味では(毒々/涙)、意味が分かんないなりにサーカスのシーンは面白かった。

特に、危険さだけで見せようとするバンジーなんかより(こんなこと客に言われたら、命かけた意味ないよなータッキー(T_T))、パントマイムの水芸とかの方が断然面白い。ちょっとした動きに愛嬌がある。

あと、意外と面白いと言うかドッキリしたのが、コウタ(薮)を助けようとしてビルから落ちるシーン。ワイヤーに吊られてゆっくり回転しながらイントレから舞台に向かって落ちて行くんだけど、ポーズが非常にキレイで、変な言い方だけど、「死に向かう少年の色香」を感じた。これは『MASK』でも感じたことで、この辺りに滝沢秀明の“美少年としての特性”をぼくは感じる。

そして、きんきっずファン的に最も気になった“テーマ曲「Dream Boy」”は、アレンジを変えて何度も出てきますが、哀愁を帯びたメロディが、いかにも光一さんらしい佳曲であります。

最後のタイトルバックで、「音楽 堂本光一」って本人の映像(『SHOCK』冒頭の指揮者の衣裳)がバーンッ!と出された時には、正直えこひいきが過ぎると思い、笑ってしまいましたが。

ま、そんなこんなで、一回しか観られなかったんだけど、まぁ、それはそれでいいか、みたいな。

なんでこんな余裕なのかというと、この日、がっちりと何台ものカメラが入って、明らかに“資料用ではない”ビデオ撮影が行われていたからであって。

それならそれで、なんでつばっちゃが来た時に撮影しねぇんだバカヤローというか、なんで今日はつばっちゃ、来ねぇんだよ! 等々、大人の事情に思いをはせる『ドリボ』観劇でございました(^^)

Sちゃんによると、つばっちゃがしょっちゅう来てるのは、『SHOCK』の稽古が帝劇で行われているからだそうで、決してKinKiとたきつばの仲の良さの差ではないと慰められてしまいました(^^ゞ

分かってるよ、Sちゃん。ありがとう。




さて、『どんなもんヤ!』本日のネタは、「つっこみKinKi

「コンサートで光ちゃんつよし君の前を2回触っていましたが、触っている光ちゃんの気持ちと、触られているつよし君の気持ちを教えてください」

という質問でありました。

まず、なんでこの質問を独りラジオの時にとり上げるのか無能スタッフ!(←言い過ぎ)

そりゃあつよっさんも、

「どうしていいか分からない」

としか答えようがないと思います。

これを、

「気持ちいいです」

と答えられないところが、やはりジャニーズだなと(は?)

吉本はムリだなと(何を言ってるんかこいつは?)

なにとぞ光一さんが帰ってきた時に再度とり上げていただきたい。

さらに、今日のラジオでは、

「本番中に何をしてるんだ? と。まー本番中以外でもいやなんですけれども。本番中以外オッケーだったらちょっと問題になりますからね」

とおっしゃっていましたが、確かコンサート中につよっさんは、

「舞台裏でなら触ってもいい」

とおっしゃっていたと記憶しております。

どっちなのかはっきりしてください。(本日のわたくしのツッコミ)

ところで、かつて野村克也さんが南海ホークスの監督時代に、ピッチャーが打たれ始めると、リリーフを出すかどうかを決める際に、マウンドに行って「ガッ」と股間を触ったらしいです。

それで、タ○タ○がちぢこまっていたら「これはアカンな」ということで交替させたと。

なるほど( ̄ー ̄)(それがどうか?)

だから多分光一さんも(←ぜんっぜん関係ない。第一、つよっさんの代理はいない/断言)




←これかも知れません(こらっ)



すみませんでした <(_ _)>

なんか調子がいまいち出ません。

この辺で休憩さしていただきます。


ておどる 【2006年以降に書いた日記はこちら】てくてくミーハー道場