Kin-SMA放言
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2003年03月17日(月) 議長に惚れてしまいました

昨日(3/16放送)の『出張ジェネジャン』の話をする。

『ジェネジャン』は、『世代密林』の時代から、もう最初の5分観ただけで、どうもイライラしてダメだった。

『朝まで生テレビ』はもっとイライラするけどね。

(今はどうか知らないが)日本人は「議論」のトレーニングを受けていないから、一つのテーマに関して話し合いを始めても、必ずどっかで話を逸らすやつが出てきて、しかもなぜか大半の人間がそれにつられて逸れて行ってしまう、ということを繰り返す。

そこで「議長」の力量が問われるわけだけど、正直言って、最初の頃はもっちもほんとあたふたしていた。

あと、「議長は自分の意見を言ってはいけない」というルールにとらわれすぎていたのか、すごく歯がゆい部分も多かった。

で、観てなかったんだよ、ずっと(録ってる分も、おそらく当分観ないだろう)



今回はほとんどがロケってことで、最初は『ジャパン☆ウォーカー』のようなノリ。

電気系が好きなさわやかなオタク(by 風ぽん)ぶりを、工専(工業高等専門学校)で大発揮。

リニアカーをこわごわ触ったり(なぜか「マメマン」を思い出したマメ)、ロボットレースでズルしたり、風ぽんをハメたり、やりたい放題してたな。

かと思うと、「アーク溶接資格」の腕前を見せびらかご披露・・・んが!

か、顔が、火に近すぎませんか? 議長。

・・・見てて、はらはらしたよ、もう(>_<;)

おまけに、穴開けちゃうし・・・(−−;)

資格剥奪!(命令)←特に、火口を人に向けたのは、いかに議長といえどもけしからんかったぞ!ぼくはこういうのは許せん人間なんだ。



そんなこんなで議論に突入。

今日の議論の内容は、いつもほどイライラしなかった。

おそらく、出席した生徒たちにクレバーな子が多かったからだと思う(話しぶりでそう思った)



〈オタク論議〉

坂本ちゃんが、「キレイなオタクはいいわけでしょ?」とオタク嫌いの女子に言ってたけど、そういうんじゃないと思うな。

たぶんあの女子は、「光一君の顔したオタク」と「坂本ちゃんの顔した常識人」(ぼくは“オタク”を、狭い意味で考えてる。ひとつのことに異常にのめりこんでいるくらいじゃ“オタク”とは言わない。自分の世界以外の人とまともに話ができないくらいまで行っちゃってる人を“オタク”だと定義して)だったら、坂本ちゃんの方を選ぶと思うよ。

(ああいう時に、「光一君の顔したオタク」に対して、「坂本ちゃんの顔したオタク」をもってきちゃ“比較”ができないだろうが。ダメよぉ、坂本ちゃん←なんで口調が・・・



〈フリーター論議〉

ここでも“フリーター”の定義をしっかりしてから議論していないから、なんか議論がトンチンカンになっちゃってるなと、最初は心配してたが・・・
(最初から定職に就く気がないモラトリアムな考えを“フリーター”志向ととっていいのか、本当にやりたいことのために、半端な就職はしない、というのをそうとっていいのかが、明確になっていない)



が! 将来の夢を語った後、「それがダメだったら・・・」と発言した男子に、やんわりとダメ出しをする議長に、ぼくはすっかりノックダウン。

「でも、どやろ?『それがダメだったら』っていう考えって、オレの個人的な考えだけど、あんまり好きな考え方じゃないんだよね。(なりたいものに)なれなかったら、それになるためにさ、それに近い何か・・・アルバイトをさがして、そこでまた勉強しながら、また夢に向かっていくっていう、そういう“フリーター”っていうんだったら、ありかな? と思うんだけどね」

男前すぎて、震えてしまいました。(溶接での失態を200%挽回)

ぼくも、全く同じこと言いたかったので。

いいなぁ〜、こんな先生(え?




←最終回にはコラボさせよう!(妄想驀進中)




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