Kin-SMA放言
もくじ昨日のこと明日のこと


2003年02月01日(土) 腹筋300回の男と女泣かせの男

土曜日の午前中という、週で最もゆるい時間帯にこの上なくふさわしい(失礼)
「いつでも笑みを!」
大阪方面で舞台とかがある役者さんが、プロモーションのために時々出るので、ぼくもたまに見ている。

本日はヒガちゃんこと東山紀之氏と、“恋人以上夫婦未満”の森光子さまがご出演。

相変わらず妖怪ですね。

なので、それに関しては何も言わない。
お二人の(微妙に気色○い)ご交際ぶりにもノーコメント。
ヒガちゃんの“腹筋好き”(cLOVE LOVE あいしてる)も、今さらなので別に驚かなかった。

でも、ヤワラちゃんこと田村亮子選手(婚約記念(?)に単独でご出演)の「毎朝200回します」には、やはり(◎_◎;)
(その時、ぼくの脳裏には『柔道一直線』で200回腕立てをした一条直也の姿が←古すぎ!)

そりゃあ、金メダルとる人だもんな。

そんなヤワラちゃんの「アスリート」ぶりを見て、目の色が変わるヒガシ(笑)。あんた、女の判断基準がおかしいよ(笑)。

あまつさえ光子さままでが、ヒガちゃんのお嫁さんにはヤワラちゃんがふさわしいと思っていたとあおる始末。

やめとけ(どっちに?)

ヒガシの嫁になるには、まず(以下自主規制)

そんなことより、光子さまの楽屋のれん(事務所のみんなの名前をコラージュして“森”を形づくっている)が映って0.1秒で「堂本剛」を見つけてしまったわしって・・・
(なのに「堂本光一」を見つけられなかったわしって・・・)←一時停止してみた(バカ)。すぐ隣によりそってたよv(←幸せ者)

そして、光子さまから贈られたヒガちゃんの楽屋のれんは「“森”の中を走る白馬」(耐えろ、みんな)。
光子さま曰く、
「東山さんは“白馬”のイメージで(はぁと)」(・・・耐えろ・・・)
つうか、“白馬に乗った王子さま”じゃなく、“白馬”そのものなのっ?(らしい)
まぁ、「ひのえうま」だし(なんのこっちゃ)。

というわけで、朝からぐったりしてしまい(弱!)、今日はとーちゃんの遺産相続のために印鑑証明をとりに行くはずが、ぐずぐず洗濯なぞして時間がなくなってしまった。


夕方から『亜門版 ファンタスティックス』

昨日までがプレビューで今日が初日、ということなんだけど、当然すっかりできあがっていた(何に対する皮肉だ・・・?)。
『ファンタスティックス』はとてもポピュラーな作品なのだが、ぼくは初見。内容も全然知らずに見に行った。

有名作だからストーリーをばらすが、「全然ガキで人生のこともわかっていない青年と少女が愛し合ってる。父親同士は本当は仲良しで二人を結婚させたがっているが、へたに賛成すると子供は逆に反抗するからと、わざと反対している。思惑通りに子供同士はますます盛り上がる。そろそろ(ウソの)仲違いを解消させようと、やらせで娘を誘拐させて息子に助けさせ、結婚を許すという狂言を仕込む。それが成功したかに見えたがばれてしまい、息子は家出して、色々あって、人生の真実に目覚めて帰ってきて、改めて子供二人は結ばれる。めでたしめでたし」という話。

はっきりいって、たわいない。

が、こういうたわいない話こそ、演出次第なのだなと思った。

亜門さんの演出は、あんまりはったりめいたものがないという印象なんだけど、今回もやっぱりそんな感じ(亜門さんの作品をそれほど見てないくせに、言い切ってしまうのか? すごいな、わし)。

ぼくははったりと毒が好きな、わかりやすい客なので(だから、小池修一郎が好きだ!←ここで求愛してどうする)、「まぁ面白かったけど、はまらないな、たぶん」と思った。

ひとつ好きだな、と思ったのが、誘拐の片棒をかつぐ役者のヘンリー(二瓶鮫一氏。これこそ“俳優”! こういう方がわさわさいるから、商業演劇や新劇はあなどれないのだ)とモーティマー(なすび、思いのほか快演/笑)が、つづらみたいなものから出てくる演出。
芝居に登場する役者たちというのは、『ハムレット』の旅役者にしろ『夏の夜の夢』のやとわれ役者たちにしろ、どことなく“異次元の人たち”みたいに見える。芝居の中に出てくる「演劇をする人」って、その芝居を客観的に見る(=観客に寄り添っている)役割をもって出てくるのじゃないかと思える。
その異次元ぶりを、この「つづら」がうまく表現していたと思う。
(そういや、『夏の夜の夢』で、トランクからパックが出てくる演出もあったな、亜門さんじゃなかったけど←こらこら

ポピュラー作だから曲も有名で、初見のぼくでも知っている曲がちらほら。
「I can see it」がこの作品の曲だと初めて知った。

役者について。

井上芳雄くんと高塚恵理子ちゃんは、まぁそつなく。(そ、それだけ?)
芳雄くんはコスチュームもののイメージが強く、今回のようなふつーの青年のふつーの服装が逆に新鮮。スタイルが良いので、ジーンズのしわの出来具合までが美しい(細けーよ、見るとこが)。

父親役のお二人も、難なく(「野菜を植えよう」の歌詞に共感できたぼくは、すっかり“親”側の年齢になっていることに愕然)。

エル・ガヨ山路さん。ハンサムですね〜v(またそれか?)
なんか宝田明さんぽいなと思ってたら、日本の初演では宝田さんが演ってた役だった。おぉ〜。
10年したらニシキ(錦織一清氏)が演りそうな役でもある(笑)。


で、急いで帰って「キンキラキンキ ワールド」を聴いたら、もりんがリスナーを泣かせていた(爆)。

イヤ、電話企画だったんよ。したら、そのリスナー(姉妹)が、感激して泣きじゃくってしまったと。
イマドキ珍しく純情♪愛情♪過剰♪(c小泉今日子)な姉妹であった。

ツボったのは、
「何かボクに聞きたいことがあったら、聞いていいよ」
というもりんの言葉に、大ファンという妹ちゃんが、
「本物ですか?(しくしく)」
( ̄□ ̄;)

・・・そゆことじゃなくてっ!!

悪いけど、爆笑してしまいました(だってカワイイんだもん)。

しかもそれにマジメに応えるもりん。
「街」を熱唱してしまうのであった(笑)。

いやぁ〜、心が洗われる一日でした(大嘘)。




たぶんオンエアではカット(笑)


ておどる 【2006年以降に書いた日記はこちら】てくてくミーハー道場