Dailyみぅこむ
2003年07月24日(木) |
ちょっと気付いてみました |
昨日は長々と書いてしまいました。 今までとちょっと違ったDaily、いかがでしたでしょうか。 感想は随時、右下の「感想をおくっちゃる!」から承っております。
さて、今日は聞いた話ですが、耳に残ったので書いてみます。
何処かの街で、一週間に一日は、ゲームもテレビもない生活をしよう、と決めたそうです。 そうしたら、普段はだまってテレビの前に座っていた子どもが、夕飯の支度の時でも、洗濯物をたたんでいるときでも、周りでチョコマカチョコマカして、騒いでいる。 親たちは、今まで意識しなかったけれど、子どもってこんなにうるさいものだったんだと思ったのだそうです。 親は、じゃあ手伝って、と頼んでみたら、子どもは喜んで手伝ってくれるのだそうです。 子どもって、こんな存在だったのか。と、親たちにも新しい発見があったのだと聞きました。
ゲームやテレビが子どもにいいとか悪いとかの話ではなく、単純にいい話だと思いました。 そして、大学生の時、授業で街のコミュニティセンターを訪れた時のことを思い出しました。
開放的な大きな空間に、本があったり、パソコンがあったり、新聞が読めたり、 おとなもこどももお年寄りもみんなが好きなことをできる場所でした。 そこでスタッフの人に面白いことを聞きました。
「はじめは、本や新聞を読んでいるお年寄りから、子どもが騒いでうるさい、とよく言われました。しかしまもなく、そんな苦情はなくなりました。『子どもって、こんな存在だったよね』とみなさんが思うようになったみたいです。以前苦情を寄せられたお年寄りの方は、そういえば自分が子どもの頃、仕事をしているおとなの周りで、あんなふうに楽しそうに騒いでいたことを思い出したと言われました」
だから何だというわけでもないけれど、こういうことって案外、気付きにくいことなんだと思います。 何が良いとか悪いとかじゃなく、気付いて心に留めて置けたらなあと思うのでした。
ところでゲームやらテレビやらに漬かっているとき、脳がアルツハイマーと似たような(前頭葉が働いていない)状態になっているって、聞きました。 私もそうなのか…? 前頭葉フル回転させながら、ゲームやってる気がするけど…。
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