Dailyみぅこむ
2001年10月24日(水) |
Comics High |
誰しも忘れられないコミックがあると思うのだが、もちろん私もある。 あんまりコミックは読まない(お金がなくて買えない)ので、出会う機会もかなり限られているのだが、それでも大好きなコミックはいろいろある(そして皆借り物)。 大好きで大好きで、という場合、何度も読み返したくなるものだ。私はそうだ。何度読んでもイイ。何度読んでも泣く。最終的にセリフを覚えそうになる。登場人物の表情まで細かく記憶し始める。 ところが、大好きメーターがマックスを振り切ると、不思議な現象が起こる。 なんとそのコミックを読めなくなるのだ。 この現象、自分でもよく解析できないのだが、大好きなのに読めなくなってしまうのだ。 この現象を私にもたらしたコミックは、かつて一冊だけ存在する。それも当然借り物で、借りている時はこれでもかというほど読み倒した。数カ月して、どうしても手元に置いておきたくなった。古本屋を自転車で回って、やっとわずかばかり手に入れた。 そこで、この不可解な現象が起きた。 うっ・・・・よ、読めない?! 読みたくないのではない。読みたくてたまらないのだが、ページをめくって、拾い読みしただけで、閉じる。なんかこう、そわそわして、いてもたってもいられなくなるのである(爆)。 ユニクロのトレーナーを着て、シミの付いたよれよれのパンツを履いて、もさもさ頭などで読んでいてはいけない気さえする。正装して、正座して開かなくてはならないような気がする。いやいや、座ってもいられない。なぜかそれを読む時は立ったままだ。 な、なんなのだろうか、これは。 多分、その物語の結末を知っているから、時を進めたくないというか、想い出を覗いている気分になって、考えたくないというか。そういう感情の推移だとは思うのだが、これいかに。 ・・・・これって変? だれかうちの大学で、この研究してくれないかなー。よろこんでサンプルになるのに。
おまけ 最近は川原泉さんが大好きです。
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