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2001年01月28日(日) 善良な一市民としてリサイクル

 今日は仙台市がやっている、リサイクルセンターに行ってきました。ここでは市民が不要になって持ち込んできた家具などをちゃんと補修して、市民に譲っています。欲しいものが見つかったら登録しておいて、第4日曜日に抽選が行われ、みごと当選したらその品物が受け取れるシステム。なかなかです。時期的に学習机が多かったけど、どれも新品同様でした。オーディオ用品とか、東芝のかなり年代物のワープロなんかもあって、ちょっと時代を感じたり。
 また本のリサイクルもやっていて、不要になった本を自由に持ち込み、また欲しい本があれば一人3点まで持ち帰ることができるのです。数はあまり多くありませんが、タダなのだからおもわず手が伸びてしまいます。私はぼんやりしゃがみこんで物色していたのですが、掘り出し物を見つけましたよー。
 トーマス・マンの『ベニスに死す』!うっわー、古い!文庫本なのに180円と、それすら時代を感じさせる価格設定!初版は昭和42年出版だものー、そりゃ古いさ。これは映画も見たけど、図書館で本でも読んだけど、文庫を手に取るのは初めて。ほくほくお持ち帰りです。ほくほく。ようこそ我が家へ、タジオくん☆

※タジオくん:
『ベニスに死す』に出てくる、ポーランド貴族の”超”美少年。映画ではビョルン・アンドレセンが演じて、その完璧な美で圧倒。だがベニスマニアのある人によれば、『小説では蜂蜜色の髪なのに、映画では金髪だった』とキビシイ意見も。こ、こまかい!でも美少年のカガミとも言うべきお方といって間違い無し。この映画はただひたすらタジオくんを、主人公のおじちゃんアッシェンバッハとストーキングするために見ている、というのが本音ではないでしょうか(少なくとも私はそうです)。


 そして改めて、タジオくん(というよりビョルンくんの)美しさにほれぼれしてしまうみぅこむなのでした。

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