彩紀の戯言
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2006年10月26日(木) |
ぴのこ日記 その4。 |
■ 巨大ぴのこ
正常な卵巣というのはウズラの卵くらいの大きさで、 もし大きくなった状態で発見されても5cmを超えなければ手術はしないらしい。 つまり、私の「ぴのこ」はそれよりもはるかにデカかったわけだ。
MRの写真で縦に10cm以上あることはわかっていたが… 取り出してみたら、なんと長径18cm(でかっ!)。 18×10×10ってなカンジ?…うっ、例えるものが思い浮かばない。 ダチョウの卵か?見たことないけど…。 ちなみに体重850gなり。下っ腹に生息。骨盤の中にまで鎮座。
私自身は「そこそこ小柄」という表現のサイズだと思う。 そのサイズにこの巨大なブツ…。 あぁ、スリムな?体系を何年無駄にしたのだろう(笑)。けっこう悔しい。
ブツの中身は脂と髪の毛、骨になりかけたもの(なりかけ、ってなんだ?)。 「きもちわるいよ」と言って、先生は中身の写真を見せてくれなかったけど、 家族は否応なく見せられたらしい。しかも目の前でオ〜プ〜ン(爆)。←はなまる風で
よくもまぁ、そんなものを勝手に作ったもんだ!と関心することこの上ないが、 残念ながら「あっちょんぶりけー!」と喋る分身を作るにはパーツが足りなかった。 (説明するまでもないと思うけど…ぜったいに作れません。)
■ 沈黙の臓器?
今回はたまたま見つかった…んだと思う。 子宮がん検診をサボっていたから、もし行っていたら?とも思ったけれど、 調べたところ…たぶん見つけられないのではないかと。
お腹の出具合に気づいてエコーで調べてくれれば「おやおや?」となるかもしれないけど… 通常の子宮がん検診ではエコー検査なんてしないんだよね???
先生は「こんな大きくなるもんなのか?普通は大きくても7,8cmだけど… その時点で見つかってるだけなのかなぁ?」と、もごもごもご。 ウォンカがいたら「モゴモゴ喋るな」と言われるんじゃないか、この先生(笑)。 独り言なのか会話なのか、ときどき迷う…。
確かに。ずっとずっと避けてきた。 異常を感じないのをいいことに雑誌の特集ですら広告扱いしてきた。婦人病。 ごめんね、自分。
ホントに「たまたま」だったのかな? リンパ節が腫れて病院に行った7月。 もしかしたら「ぴのこ」の必死な訴えだったのかもしれないな…。
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