彩紀の戯言
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とりあえず…退院いたしました!
と言っても、カルテを覗き見したところ「要安静」が取れただけらしい。 ってか、安静にしてなきゃいけなかったのか? 38度の熱でもウロウロしてたぞ、私。
自由を得たのは数日前だけど、通院での点滴の日々は変わらず… もう待ち時間の長さにヘロヘロ。入院してるときが恋しかったりもする。 待たなくていいしぃ、テレビを見ながらの点滴だしぃ。
今回のほぼ初にゅーいん。 いちばん私を救ってくれたもののひとつが看護師さんたちのにっこり。 だったと思う。
「ほぼ初」だし、わたしはオコチャマだし…。 とにかくものすごく不安不安不安、だったし。 温かいミルクのようにホッとさせてくれたのは看護師さんたちの「にっこり」。
彩紀さ〜ん、今日、担当の○○でーす。にっこり。 彩紀さ〜ん、お変わりないですかぁ?にっこり。 彩紀さ〜ん、お熱はどうですか〜?にっこり。
怖いどころか、キツイとさえ感じる看護師さんは一人もいなかった。 患者に不安なんか与えない、むしろ患者の不安を取り除いてくれる看護師さんたち。 看護とはそうあることが理想だとは思うけど、 それを常に実行できることはまた別のような気もする。
それに対して患者の私にできること。 「ありがとうございました」 ことあるごとに口にしていた。この言葉。 あまりに言い過ぎて挨拶のようになってたかも。
彼女たちの「天使のにっこり」の回数には及ばないけれど、 わたしの気持ちが伝わってたらうれしいなぁ。
でも。 退院のとき、エレベーターの扉が閉まる瞬間… ウルウルしちゃったのは内緒。てへ。
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