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「頑張って」という言葉は使わない。 もう頑張っている人に、これ以上頑張ってなんて言えないから。
そんな意味の文章に触れたのは、いつのことだったか、 多分大学生の頃で、当時大して「頑張って」もいなかった 僕は、そんなものかな、と思った。 言葉は意識的に使うよう心がけていたつもりだったし、 人を追い詰めるつもりでその言葉を使うことはなかったと思う。
時が経つにつれ、いろんなところでよく耳にするようになった。 けれど、僕は「頑張って」と言ってもらえれば、素直にうれしいし、 少しは頑張れる気もする。
ひどく仕事が立て込んで疲れているときなど、 「頑張って」と言わずに「そんなに無理しないでいいよ」と 言葉をかけてくれる人もいる。
でも、無理は承知で、無理をしないわけにはいかなくて 無理をしているのだから、そういうときは「頑張って」 と言ってもらうほうが良いのかもしれない。
もちろん声をかけてくれる人は、 慮って励ましてくれている。 つまらぬ屁理屈よりも何よりも、 その気持ちがうれしい。
最近は少し、仕事がきつい。 今は頑張るほかにないと、思っている。
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