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2003年02月22日(土) ちょうど1年前

ちょうど一年前の今頃、僕は大きな荷物を抱えて、
そしてそれ以上に大きな不安と期待を抱えて、
ソウル近郊の仁川国際空港の出発ロビーにいた。

ついさっきまで一緒に過ごしていた大勢のゼミのメンバー
が東京に帰るのを見送ったのち、僕は韓国の中古電化製品の
買出しにやってきたロシア人でいっぱいの、仁川国際空港の
25番ゲートにいた。

初めての海外一人旅。
不安を乗り越えて足を前に進めさせてくれたのは、
きっと何かがあるんじゃないかという漠然とした期待
だったのだと思う。
僕が旅に出るときは、いつもそうだ。
「不安」が押し戻そうとすると「期待」が背中を強く押してくれた。

少し休んだら、また前に進めると思う。

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年が明けてからというもの、
僕のいる部署では尋常ではない忙しさが続いている。
先週はついに体調を壊してしまった。
平日に体を壊して一人で寝ているときほど
わびしいことはない。

お店のショーウィンドウには明るい色使いの服が並び始めた。
春はもうすぐそこまでやってきている。


おじゅん |MAILHomePage

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