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ちょうど一年前の今頃、僕は大きな荷物を抱えて、 そしてそれ以上に大きな不安と期待を抱えて、 ソウル近郊の仁川国際空港の出発ロビーにいた。
ついさっきまで一緒に過ごしていた大勢のゼミのメンバー が東京に帰るのを見送ったのち、僕は韓国の中古電化製品の 買出しにやってきたロシア人でいっぱいの、仁川国際空港の 25番ゲートにいた。
初めての海外一人旅。 不安を乗り越えて足を前に進めさせてくれたのは、 きっと何かがあるんじゃないかという漠然とした期待 だったのだと思う。 僕が旅に出るときは、いつもそうだ。 「不安」が押し戻そうとすると「期待」が背中を強く押してくれた。
少し休んだら、また前に進めると思う。
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年が明けてからというもの、 僕のいる部署では尋常ではない忙しさが続いている。 先週はついに体調を壊してしまった。 平日に体を壊して一人で寝ているときほど わびしいことはない。
お店のショーウィンドウには明るい色使いの服が並び始めた。 春はもうすぐそこまでやってきている。
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