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日本対イタリア戦に絡んでサッカー記事を見ていたら 興味を惹かれた記事があった。 http://www.cnn.co.jp/2001/SPORTS/11/07/fifa.korea/index.html
牛や豚、鳥は良くて犬はよくない、 その線引きは何に由来するのだろうか? 線引き、それ自体が悪いというつもりは無い。 ただ最近、自分の身近なところで似たような 線引きの話が出たものだから。
*************************************************************** 午後、卒論に必要な史料を入手すべく、横浜へ。 なんとなくこの街の持つ雰囲気が好きで、 つられる形で横浜を卒論の舞台にしてしまった。
関内の駅を出て、横浜スタジアムをかすめ日本大通へ。 大桟橋に向かってしばらく歩くと、 旧英国領事館の建物が見えてくる。 そこが目指す建物、横浜開港資料館。
これまであちこちを探し回っていた史料に ここでようやく辿りつくことが出来た。 古い史料だけになかなか手に入らないだろうと覚悟していたのだが、 それなりに論文で引用もされているし、と高をくくっていた。 大学図書館ではマイクロフィルムも漁ったのだが空振り。
それだけに、手にした時はこみ上げてくるものがあった。 「歴史の論文は手ではなく足で書くもの」。 そんな言葉をどこかで聞いたことがある。 でもこれで満足しちゃいけない。 史料を読み込まなくては。
午後5時、閉館。 外へ出るともう空は暗い。 ふと見上げるとみなとみらいのビルのネオンが飛び込んでくる。 資料館の帰り道はいつも遠回りして桜木町まで歩く事にしている。 赤レンガ倉庫を横に見やりつつワールドポーターズ方面へ。 お馴染みの風景だ。桜木町駅へと続く道を歩いていると、 右手の遊園地からは歓声が聞こえてくる。 自然、歩を緩めた。
11日までパシフィコ横浜を中心に「トリエンナーレ2001」という 現代アートの祭典が開催されている。以前から興味を持っていた のだが、今週で閉幕。混雑覚悟で週末にでも行こうと思う。
普段海と無縁の生活をしているからか、 時々無性にこの街に来たくなる。 「卒論」と言う立派な口実を、今はありがたく使う事にしよう。
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