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2001年01月14日(日) 進路

目下の考え事は進路について。
今まで決断を先延ばしにしてきたツケが
まわってきたようにも思う。
いや、正確に言うと「先延ばし」ではなかったと思う。
今までの学生生活ではそのときそのときで「やりたい」
と思うことをしっかりやってきた。それは闇雲に欲望に
忠実だったと言う意味ではなく、情熱を損なわない程度
の思考をしたうえで、その両者のバランスを取りつつ
行ってきたということだ。けれど今は、
「これまでやってきた」ことと「これからやる」こととの
接続に少し手間取っているのだと思う。

進路については、今までわりと一人で考えてきた。
余り人に頼ることは好きではないし、
もうすでに自分の事は自分で決めるべき年齢に
達しているのだから。

ただ最近、少し思考が前に進まなくなり、進路について
いたずらに不安感を抱くようになった。
やむなく、今夜、進路のことについて父親と少し話した。
僕は格別父親に好き嫌いといった感情を抱いてはいない。
少なくとも嫌いではない。けれど特別好きというわけでもない。
まあ、親子の間の感情なんてそんな程度なのだろうが。
けれど、自分にとって大切な選択を迫られた時には、
一応父親のコメントに耳を傾けるようにしている。
それは単純に、人生経験が自分よりも豊富である
と言う理由もあるし、それ以上の理由があるのかもしれない。

進路についてはっきりしているのは1つ。
「自分の知識や経験で他人や社会に役立ちたい」ということ。
まだまだ、漠然としているし、不安もある。
それでも、将来には「希望」もあるのだという
当たり前のことに、今夜気づかされた。平板な言い方だけれど、
一人で考えることで、知らず知らずのうちに自分の可能性
を狭めていたのかもしれない。



おじゅん |MAILHomePage

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