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捨てパンダ

ハルキ

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2005年05月05日(木)
エデンの東


昼の部を見てきました。席は1階F列ちょっと上手。
他人様のパンフを覗き見したら(…)ポスター同様に白基調で潤が可愛かったです。

■ 1幕
・開演前のBGMが終わってからの時間が長くてドキドキ。
しかも客席の照明は落とさずに突然キャル(潤)が出てきたのでビックリしました。
・キャルの衣装は白のシャツにベージュのパンツにサスペンダー。可愛い。
・「キャルの笑顔は軽く悪魔入ってるよね」…それは本当に「キャル」の話か?(笑)
・説明されるまで小道具の冷凍レタスを色の濃いメロンだと思ってました。
・理由なき〜でもそうだったけど、アレルギー体質なので舞台上でたばこを吸われると辛いのです。
にも関わらず「こ、これは確実にずんの体内に入って出てきた空気!ハァハァ!」とか思って
必死に鼻から吸い込んでしまうので勘弁してください。(我ながらキモいですね☆)
・セット転換が一切無く、家のダイニングテーブルの隣に淫売宿の机があったりするのですが、
見てても全然混同しないのは出演者の演じ分けがしっかりしてるから…だと思う。たぶん。

■ 2幕
・「キャルが畑で踊ってる」ってそれ見せて!生キャルにやらせて!ダメか、やっぱりおあずけか!!
…と思ったらやってるよ!ぶっほっ(小虎風)誰ですか、あのカワイコちゃんは…!
説明するのが難しいんだけど両手を合わせて指の方をつけたり離したりして、
その動きを頭の上でやりながら左右に揺れながら歩いてるのです。しかもるんるんで。
軽くキモ潤臭も漂ってて(←大好物です)めちゃくちゃ可愛い。はふーん。
・2幕のキャルは目が生気に満ちてキラッキラ☆してて可愛い。←今日はこればっか。
・とにもかくにも銀粉蝶さん(キャルの母親)が凄すぎでした。
とても小百合ちゃん@虎&龍と同じ人とは思えない。すんげいの。

感想としては「普通っちゃー普通」「可もなく不可もなく」という言葉がしっくりくる感じで
テンションが上がるところ言えばキャルの可愛さだけだったりするのですが(笑)
スタバイ→WSS→エデンという道を歩んできて今回が初主演だったことを考えれば、
とても好演していたと思います。
なんかこう書くと嫌な感じだな…うーんと、潤があの中で「普通」に演じられていた事がすごいと言うか、
もっと浮いていてもおかしくないだろうに、舞台の潤を見てハラハラしてもおかしくないだろうに、
そんな事はなく「エデンの東」という作品として観劇できる状態だったのがすごいなぁと。

もちろん潤の演技に違和感を覚える部分はいろいろあったんだけど、
「あぁこの人にはまだ舞台の世界でできる事がたくさんあるんだ」と思わせてくれました。
私は潤は絶対に舞台よりドラマの方が向いていると思っている人間だったので
舞台という活動範囲に伸びしろがあったという事実が嬉しい…って感じかな。

内容としては主人公以外の扱いがぞんざいだったり(小橋くんとかさ…劇中の扱いがとても雑で涙)
キャルのお父さんが脳卒中で倒れて以降のアブラ(兄アロンの恋人)が
2時間ドラマの崖っぷちに追い込まれた犯人並の「私が全部語っちゃうよ☆」な語りっぷりだったり、
強引なハッピーエンド(←主人公的には)で終わらせちゃうのはとてもアメリカらしいなぁと。
や、映画の演出とだいぶ違うのかもしれないけど。

理由なき反抗とエデンの東。
無粋だなとは思いつつもこれだけ短期間で両作品を見たとなると、やはり比べたくなるのが人の性。
…と思ったんだけどあまりに違いすぎて比べようがないのもこれまた事実。(どっちだよ)
理由なき〜は今考えてみてもいわゆる「舞台」ではなかったし、セットも目まぐるしく動いたし、
エデンは「舞台」以外の何者でもないし、セットは一切動かないし。
ジムもキャルも愛情が欲しくて欲しくて葛藤するんだけど、ジムはそういう自分がわかってて
わかりつつも昇華の仕方がわからないからその手段として反抗をするのに対して、
キャルは最後まで無邪気でどちらかと言ったらそれは子供の独占欲に近い反抗で…
演出方法からストーリーまで見事なまでに真逆な作品でした。

でもこれ絶対に主演が逆じゃダメなんだよね。
と言うより、あの堤演出はやっぱりニノじゃなきゃできないんだなぁと実感しました。
(少なくとも今の潤にやらせるべきものではない)
…えぇと、なんか微妙に誤解を招きそうな表現なので補足しますです。
同じ到達点を目指していて最終的には2人ともそこへちゃんとたどり着くんだけど
到達点の一歩手前(もしくは到達点そのもの)までは一気に来て、来てるくせに立ち止まって
「あーちょっと歩き方が気に食わなかったからもう1回歩いてくるわ!」というのがニノで、
一歩一歩完璧な歩き方を考え抜いて踏みしめて到達するのが潤、みたいな。
今の潤はまだ歩き方を考えてるところだから走り方とかスキップを教える人は要らないよ、と。
…補足どころか余計にわかりづらくなってしまった。申し訳ない。
まぁ平たく言ってしまえば天才型と努力型なのかもしれないけど、
ニノが努力をしてないとも潤に才能が無いとも思わないのでちょっと違うんだな。

でもほんとにこんな近くにわかりやすいライバルがいて2人は幸せですな。
真逆でありながら一周360度して一番近い位置にいたり、漫画の設定かよっていう(笑)
「楽しい」と言うよりは「興味深い」という意味で面白い2人だとつくづく思いました。

ちなみにカテコの潤は客席に向かって正座でお辞儀(土下座か?)したり、
投げチューしたりととても可愛かったのでした。
感情の起伏が激しくて精神的に1日2公演は大変そうだけど、大阪楽まで頑張れ頑張れ。