エンターテイメント日誌

2005年01月25日(火) アカデミー賞ノミネート速報

さて、アカデミー賞のノミネートが発表された。前回の日誌の予想と併せてご覧戴きたい。

最多ノミネートは「アビエイター」の11部門。続いて「ミリオンダラー・ベイビー」と「ネバーランド」の7部門、「レイ」6部門、「サイドウェイ」5部門。予想はまあまあいい線いっていたのではなかろうか?

作品賞にノミネートされたのは上述した5作品。これもドンピシャ。ジェイミー・フォックスは無事にダブル・ノミネートとなった。

意外と振るわなかったのは評論家の評価がアメリカではやたら高かったチャン・イーモウの「LOVERS」。外国語映画賞にノミネートされなかったのは番狂わせだった。結局ノミネートされたのは撮影賞ただ1部門のみ。

わが愛しの「オペラ座の怪人」は撮影賞・美術賞・歌曲賞の3部門でノミネート。当確と信じて疑わなかった衣装デザイン賞で落選したのは少なからぬショックだった。どうして・・・

「Mr.インクレディブル」が長編アニメーション賞・脚本賞・音響賞・音響効果編集賞と4部門でノミネート。アニメーションとしては破格の評価だ。特に脚本賞候補になるなんて凄い!

あと嬉しかったのはジョン・ウイリアムズが「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で作曲賞にノミネートされたこと。この音楽は大傑作である。今回強敵と思われた「Mr.インクレディブル」のマイケル・ジアッチーノと「アビエイター」のハワード・ショア(ゴールデン・グローブ賞受賞)が何故か訳分かんないけれど落選しているので、これは久しぶりにジョンにチャンスが廻ってきたかも。さあ、6度目の受賞(過去「屋根の上のバイオリン弾き」で編曲賞、「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「E.T.」「シンドラーのリスト」で作曲賞受賞)に向かって突っ走れ!

ちなみにジョンは「アズカバンの囚人」をもってシリーズ降板が確定している。現在撮影中の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で音楽を担当するのは「リトル・プリンセス」「いつか晴れた日に」「フランケンシュタイン」「ブリジット・ジョーンズの日記」のパトリック・ドイルである。


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雅哉 [MAIL] [HOMEPAGE]